
2台のジュリア。
ヴェローチェとクワドリフォリオ。
乗り比べました。
まずヴェローチェ。
280馬力。
充分パワフル。
これで充分じゃないか。
とりあえずはそう思いました。
そのあとクワドリフォリオ。
これは凄い。
この走りの質感ならね。
うん。
文句のつけようがない。
Dモードでアクセルを踏み込んだときのエンジンの咆哮(若干控えめではあるけれど)。
タイヤが路面を捉えて前へ進む感じ。
加速していくときのギアの繋がり方。
トルコン式ATに偏見を持っている人間にとっては近頃の8速ATのその高性能ぶりには驚きの念を禁じ得なかった。
ツインクラッチでなくともこれで充分だと開発陣は思ったのかもしれない。
細かいところだけれど両車ともステアリングの革の質感が堪らなく良かった‼︎
ここは常に手に触れているところだからとても重要。
外装色は黒のメタリックがいい感じ。
シートはタンか赤。
クワドリフォリオのシートは黒のみ。
これは選択肢を増やした方がいいんじゃないかな。
さて、購入するか否か。
GTAの代替わりとして。
値段を考えると悩みますね。
総額で約1200万円と600万。
クワドリフォリオがベローチェの2倍の魅力があるかというと、そうではないと思うし、ではコスパが良いからベローチェかと言われれば、一度クワドリフォリオのあの走りを体感してしまった後ではそんなに簡単には割り切れない。
隣に止まっていた600万円台のプライスボードが掲げられた4Cの方が更に魅力的に感じてしまう。
クワドリフォリオの半額であの軽量ミッドシップの走りを手に入れることができる。
難しいところですね。
更にそのあと自分のGTAに乗るとこれがまたやっぱりいい。
やっぱりこれだよね。
そう思った瞬間にジュリアという選択肢はとりあえず現段階ではなくなったかも。
そう考えるとやっぱりGTAは凄いな。
今日も結局その結論かいww
ジュリアのイクステリアデザインは156や159の方が良いと言う人も結構いるような気がします。
でも、その比較はナンセンス。
愛するアルファロメオが存続するためには売れてもらわなければ。
全く新しいカタチを提案してくるのがアルファロメオだからね(カタチのみだけど^_^;)。
147も916スパイダーも最初は全然良いとは思えなかった。
ジュリアも最初は何これ?って感じだったけど、実車を見て今はなんだかじわじわと自分の中で化学反応が起きている感じ。
懐古主義にならなくて良かった。
私はアンチレトロ派ですから。
ジュリエッタのときと同じで少し時間が経てば凄くカッコ良く感じるようになると思う。
クルマの出来は隔世の感があります。
特にクワドリフォリオは高性能サルーンであることは疑いのない事実。
同じ価格帯のスーパーサルーンと乗り比べてみたいですね。
フィアット傘下に入ってFWDばかり作ってきたアルファロメオ。
俺たちが本当に作りたかったのはこういう走りをするクルマだったんだよっ‼︎っというエンジニアたちの熱い気持ちが伝わってくるようでした。
売れて欲しいなぁ〜。
マジで。
Posted at 2018/02/06 18:37:43 | |
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