
そもそも我が家のSUV購入計画はマカンから。
ポルシェ・マカンに乗ったのは今から3年前。
当時、我が家はキャンプにハマっていて、多い時期で(2年前かな?)、月1ペースでキャンプを楽しんでいた。
GTAより荷物の載るクルマを考えるのは自然なことだった。
これまでのクルマ人生の中でSUVという選択はあり得なかったので、一から勉強という感じで様々なSUVに乗った。
順番に列記すると以下のようになる(簡単な印象もここでまとめておきたい)。
①
ポルシェ・マカン&カイエン(2015.9.6)
街中では2Lエンジンのマカンの走りが、このあとに続くSUVの中でもダントツで良かった(ステルビオの登場で今一度運転してみたいと思っている)。カイエンは大きさと重さを感じた。パワーはもちろん必要以上にあるのだけれど、アクセルを踏み込んだときの縦方向の揺れがフロントに重い物を積んでいることを感じて、それがどうもしっくりこなかった。
②
ポルシェ・マカンS (2015.10.24)
カイエンのときと同じ。そのパワーはとんでもないものがあるけれど、身のこなし方は2Lエンジンのマカンの方が好み。ただ、高速道路でのあの圧倒的なパワー感はとても魅力的。
③
ランドローバー・イヴォーク(2015.11.2)
デザインは秀逸。内装の質感もとても高く魅力的。FFベースでエンジンの魅力が今ひとつという印象。
④
ジープ・グランドチェロキー(2015.11.21)
大きさが魅力。4名乗車で荷室の広さもかなりのもの。パワーも十分。車両感覚に不安を覚えるくらいの大きさが気になった。
道具として使い倒せる感じが良い。
⑤ジープ ラングラー
全てがクラッシック。
これに乗ると今のSUVがいかに洗練されているのかがわかる。
長い年月をかけて作られ続けているのにGクラスとは全く違う。
思わず笑ってしまった。
独特の世界観。
ハマる人はハマる。
屋根やドアを外して走るのが楽しそう。
フロントウィンドウもいらないな。
⑥
スバル・XV (2015.11.23)
カタチがとても良いと思った。荷室の大きさがもう少しあれば。走りの質感ももう少し高ければ良いなと思った(これは同時に試乗したイヴォーグのSTIの質感がとても高かったというところもある)。
⑦
トヨタ・FJクルーザー(2015.12.13)
これもカタチがとても良いと思った。後席の居住性が今いち。走りを含めてその他のところは悪い印象はない。
⑧
ランドローバー・ディスカバリースポーツ(2015.12.20)
外見はイヴォークよりも好きかも。リアシートの背もたれが調節できるの○。荷室も十分な広さ。室内の仕立てはイヴォークの方が良いと思った。イヴォークと同じでFWDベースでエンジンのパワー感も今ひとつ。
⑨
アウディ・Q5 (2015.12.20)
マカンとベースが同じということで試乗。あらゆる面でマカンの方が良いと感じた。
⓾
フォード・エクスプローラー(2016.1.9)
グランドチェロキーと同じサイズ感・パワー感。左ハンドルなのでこちらの方が運転し易かった。これもジープと同様、道具としてとても優れていると感じた。
⑪
ジャガー・Fペイス(2016.8.21)
ディーゼルエンジン。ディーゼルエンジンについては全くわからないというのが正直なところ。荷室の広さは十分。内装はイヴォークの方が良いと思った。
⑫
マセラティ・レバンテ(2016.10.9)
やっぱりイタリア車は良い。内装が素敵。走りもパワフル。文句なく素敵な1台。憧れのマセラティ。では欲しい1台かというと何故か首を縦に振ることができない。なぜなんだろう。
⑬
メルセデスベンツ・Gクラス(2016.12.4)
感動の1台。多くの人に支持されている理由が運転してみるとよくわかる。ひとつの車を丁寧に長い年月をかけて磨き上げてきた凄みがある。
⑭
アルファロメオ・ステルビオ(2018.7.14)
先に書いた通り。マカンと同じレベルの好印象度。唯一ガラスルールが設定されていないのが惜しまれる。クワドリフォリオとその走りを比べてみたい。
番外編として、
1)スバル・レヴォーク(2015.11.23)
自動ブレーキにびっくり。XVと同じでSTIに乗ってしまったので、走りの印象がどうしても凡庸なものになってしまう。荷室も思ったより狭いのが意外だった。
2
)プジョー308SW (2016.1.16)
ダークホース。プジョーはやはり良いメーカーだ。道具としてとても優れている。荷室の広さ十分。印象的だったのはフロントの軽さ。おそらくエンジンのコンパクトさ、質量の軽さが大きく影響している。もっと運転して、更にいろいろ確認してみたいと思った。
3)
BMW320d(2016.11.4)
カタチがとても良いと思う。止まっていても躍動感がある。立ち姿が良いなと。エンジンがディーゼルだったのでFペイスと同じく良いのかどうかは判断できず。
こうして振り返ってみると結構乗ってますね。
おそらく⑨のエクスプローラーあたりで訳がわからん状態に陥り、或いはSUV食傷気味になったので、毎月キャンプに行っていたにも拘わらず、SUV探しを中断。
結局理想の1台に巡り会うことができなかった。
そういうことなのかもしれない。
どのSUVも一長一短あって、絞り切れなかった。
いや、実際はマカンで、という方向に進んでいて、妻からもそれでOKと言われていた。
でも結局購入には至らなかった。
きっとそれはあのSUVの大きさや独特なカタチ、それらを自分の中で消化しきれていなかったからではないかと思う。
自分があの類のクルマのオーナーになることが想像できなかった。
最終的に自分がクルマに求めているものは軽快でスポーティーな走りなのだろうなと。
そして比較的コンパクトなサイズのクルマが好きなのだと思う。
その一方であの大きなクルマのある生活というのも大いに興味がある。
興味は失っていないけれど、今すぐどうこうという訳でもない。
そんなことをあれこれ考える。
考えはあっち行ったりこっち行ったり。
あれほど楽しんでいたキャンプも、子供たちが二人とも中学生になり、今では年2~3回行ければよい感じ。
そうなってくるとSUVを近々に購入しなければという必要性は実はかなり低くなったと言わざるを得ない。
でもステルビオのQVはとても気になるし、その他のSUVも引き続き注意を払っていきたい。
前にも書いたけど、ステルビオと4Cの組み合わせというのは現代のアルフィスタとしては理想的な組み合わせかもしれないなぁ。
Posted at 2018/08/09 15:07:23 | |
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