• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

okuda-vzのブログ一覧

2017年12月01日 イイね!

私のトリノ物語

私のトリノ物語右上の写真はローマで撮ったチンク。
約20年前。
たくさん走ってた。
元気良く。
ヨーロッパの街並みで見る欧州車はなんだかしっくりくるんだな。
絵になる。
あの風景に合うようにデザインされているのかな。
それともあの場所で育った人がデザインするから似合うのかな。
イタリアで暮らしたらどんな感じなのかな。
そんな素朴な疑問に対して、答えのヒントのようなものを与えてくれるのが松本葉さん。
そこで生活することでしか得られないリアルなイタリアでの日々。
僕はきっと心の底からそういったものを欲していたんだと思う。
僕の大好きなイタリア車が生まれた国とはどんな所なのだと。
旅するだけでは得られない何か。
彼女がイタリアへ移ったのは1990年。
僕はその頃ちょうど働き始めて得た給料を基にローンを組み、SW20を購入したのだった。
毎週土曜日のCGTVは欠かさず観た。
時はまだまだバブルの時代で、日本車はユーノス ロードスター、32R、NSXと自動車史に残るような名車が次々と生み出され、当時の若者を熱狂の渦へと巻き込んだ。
明日はきっと明るい未来が来る。
そう信じて疑わなかった。
特に89年から91年くらいまでの3年間は毎週末CGTVを観て、ドライブに出かけ、毎月CG誌を購入。
若く、エネルギーに溢れ、仕事は大変だったけど、殊クルマに関してはとても充実していた。
松本葉さんは、そんな特別な思入れがあるCGTVでの活躍され、そして現在もCG誌やエンジンでもとても魅力的な文章をお書きになっている。
本当に不思議なことなのだけれど、彼女の最近の文章はとても深く共感できるのだ。
何がどのようにと言われると少し困ってしまうのだけれど。
例えば文章のリズムもとても良い。
リズムが合うと読んでいてとても楽しい。
クルマとの向き合い方に共感するのかな。
そんな松本さんのトークショーとサイン会があるということを知り、お台場まで行ってきました。
去年のAutomobile Councilで内田盾男さんとのトークショーで松本さんをお見かけしているので今回で2回目。
男性も女性も30代を過ぎると内面が外側に滲み出てくるように思うのです。
どのような人生を送ってきたのが伝わってくるような気がするのです。
松本さんは本当に素敵な年齢の重ね方をしているなぁと思います。
若い頃よりも今の方が何倍も魅力的。
自分もあんな風になれたら良いなと思いました。
とても楽しい時間でした。
もっといろいろな話しを聞きたかったです。
Posted at 2017/12/01 19:37:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ関連 | クルマ
2017年11月24日 イイね!

美しいクルマたち

美しいクルマたちコッパ デ トーキョー。
美しいクルマたち。

時の洗礼を受け、生き永らえてきたクルマたち。

プレス機で打ち抜かれたのではなく、職人達が手作業で丁寧に叩き出したカタチ。
目で見て、その曲面を手で触り、カタチを整えていく。
愛でるように何度も何度も。
そのようにして作り出されたクルマは工業製品であるとともに、工芸品でもある。
その美しい色と形が織りなす輝き。
当時と変わらぬ輝きを纏った自動車が、現在まで生き永らえているという事実。
現役で走り続けることによって得た存在感、オーラが、見る者の心を強く刺激する。
生まれてから50年以上経ったクルマが今現在もガソリンと空気を混合し、圧縮させ、火花を散らして走る。
そのリアルな燃焼。
圧縮された混合気を爆発させて得る動力を自分の右足でコントロールしながら走る。
ドライバーと息を合わせながら。
まるで会話をするかのように。
内燃機関を動力とする自動車は、モーターで走るそれとはやはり趣きを異にする。
時代の流れはどうやら電気で動くモーターのようだ。
踏み込んだ瞬間に最大トルクを発生する電気自動車を否定するつもりはない。
また同じようなことをここに書いてしまうけれど。
ガソリンを燃やして走るクルマを愛でるのはもはやノスタルジックな行為なのだろうか。
我々人間と同じように空気を吸って二酸化炭素を排出し、ピストンの上下運動をクランクを通して回転運動に換え、まるで意思を持って前へ進もうとするもの。
その振動はガソリンエンジンが我々生命体により近いものであるかのように感じさせ、我々が電気モーターよりシンパシーを感じるのは自然なことだ。
さらにそれがキャブレター仕様であれば、より人間の感覚・感情に寄り添ってくるのは間違いない。
それは現代のクルマたちと比べ、さらに生物に近い。
キャブの咆哮に感情移入し、
荒々しい排気音に心を乱される。

そのようなものにわたしは乗りたい。
Posted at 2017/11/24 17:53:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ関連 | クルマ
2017年11月10日 イイね!

東京モーターショー雑感その3

東京モーターショー雑感その3その他印象に残ったクルマ。

シビックtype R。

実車を見ると存在感があってなかなかカッコ良かった。
ヘッドライトまわりが実際見るとラウンドした形状でこれがなかなかでした。
国産メーカーで人が4人乗れるクルマを選ぶなら、これとスバルのSTIはかなり良い選択ではないかと。ただtype Rは試乗していないので評価が下がる可能性ありです。

シトロエンC3
このカタチに惹かれます。
ボディカラーは白で屋根は赤。
この組み合わせが良いですね〜。
フロントのライト類の形状に萌えます。
走りはおそらく大したことはないのでしょうが、とても印象に残る一台でした。

カブ。
モンキーが生産中止になってもカブがまだあるじゃないですか。
これの黄色がとても好きなんです。
スパイダーを購入するとき、これも実は候補でした。
これで銀座から日本海を抜けて札幌まで行ってみたいものです。

パナメーラ スポーツツーリズモ

パナメーラのシューティングブレークですね。
これでキャンプ行ったら最高だろうなと勝手に妄想。
道具として酷使するので新車である必要なし。
でも今暫くは値段もそう劇的に落ちることもないでしょうから、やっぱりマカンの方が現実味のある選択か?
ま、とにかく試乗してみたい一台です。

356スピードスター。

この頃のオープンカーは憧れです。
キャブ仕様のエンジン。
風の巻き込みも半端ないでしょう。
エアコンなんかも当然ない。
果たして真冬に楽しめる類のクルマなのか?
あれこれと心乱される一台です。

新しいトヨタのタクシー。

海外旅行のときに日本のタクシーは家族分のスーツケースがトランクに載らないので、これはなんとかして欲しいなぁと以前から思っていました。その辺のところはしっかり対応してるのだろうか?2020年にオリンピックもあることだし、海外からの旅行者が不便を感じるようなタクシーはやっぱりまずいよね。
ニューヨークのイエローキャブとかロンドンタクシーとかタクシーってその街自体の印象にも寄与する存在だと思うので、この新しいトヨタのタクシーは色といいカタチといい、かなり良いと思いました。早く東京がこの車両で埋め尽くされる景色を見てみたいものです。
今あるクラウンコンフォートのタクシーも日本らしくて好きなんだけどね。
Posted at 2017/11/10 19:12:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ関連 | クルマ
2017年11月08日 イイね!

東京モーターショー雑感その2

東京モーターショー雑感その2トヨタのブースは安定のそれです。
驚きもないけどがっかりもしない。
地に足がついている印象です。
コンセプトカーは毎回実現性の低いものばかりですけれど。
そんな中にあって、86ベースの艶消し黒のタルガトップが目を引きました。横からの眺めがなかなか良い。フロントのライトまわりに4500GTの面影を感じました。
個人的にはトヨタを密かに応援しています。
トヨタには本当に頑張って欲しいと思っています。
国産メーカーの中でトヨタの社長が一番のカーガイだと思うから。
Posted at 2017/11/08 20:02:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ関連 | クルマ
2017年11月08日 イイね!

東京モーターショー雑感

東京モーターショー雑感東京モーターショー雑感
自分的にこれといった目玉もなければ盛り上がりもない中で、とりあえず祭りに参加したという感じでした。
チケット貰ったから行ったけど、それがなかったら行かなかったな、多分。
現行モデルはディーラー行けば見ることができるし、コンセプトカーもなんだか現実味がないしで。
そんな中でも印象に残ったことの中からいくつかを。
マツダとホンダのコンセプトカーがそれぞれの考え方の違いが出ていて面白かった。
マツダは本当に真面目に愚直に美しさを追求している感じでした。確かに綺麗で美しい。今のこの姿勢があのNDのアピアランスに繋がっているような気がします。これはこれでありだと思いました。なんかマツダの熱さに触れることが出来ました。でも、ごめんなさい、やっぱり私、アルファロメオが好きなんです。
そんな風に思いました。
それに対してホンダ。アシモの会社ですね。飛行機も作っているし。割とフットワーク軽くいろいろ考えてます、って感じかなぁ。S1000とかのコンセプトモデルでも出ていればまた違ったのかもしれないけど。ホンダはF1などの取り組みを見ていても、どうも中途半端な気がしてならない。優秀な人ももちろんたくさんいるのだろうけど、かつてのような突き抜けた感じがないような気がする。
今の世の中で車の置かれている状況を考えると、まぁ、しょうがないのかな、なんて思うけど、うちのふたりの子供たちはモーターショーに全く興味なし。誘っても行ってもつまらないの一言で片付けられてしまう。自分が子供の頃はクルマを通して未来を感じられたんだけどね。親にモーターショー連れて行ってもらって、めちゃくちゃワクワクした覚えがあります。時代が違うんだよな、きっと。
最近本当によく感じるのは自分のようなクルマ好きは今のこの日本の社会においては本当にマイノリティーなのだということ。疎外感すら感じてしまう。世の中に相手にされてない存在なんじゃないかな、実は。そんな感じさえするんだよね、残念ながら。あとね、健全なダイナミズムを失いつつある社会。日本の社会が疲弊し劣化している。それも無関係ではないよな、きっと。クルマ好きに明るい未来はないな。そんなことを実感したモーターショーでした。
Posted at 2017/11/08 18:15:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ関連 | クルマ

プロフィール

「まずはこのカタチ。まずはこのデザインありき。 http://cvw.jp/b/373364/48146570/
何シテル?   12/17 08:36
スーパーカー世代です。 気がつけば147GTAと916spiderの2台体制。 ツインスパークとブッソーネV6。 お互いの魅力を引き立てあうこの組み合...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516 171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

朝の色々 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/06/26 05:48:08
chi-bee設立ミーティング2000/9/9 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/17 15:40:00
新舞子サンデー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/20 10:26:48

愛車一覧

その他 その他 その他 その他
2010年式 M3L(RAW COLOUR) 人生初の英国車。 なかなか味わい深いです。 ...
アルファロメオ 147 アルファロメオ 147
プジョー106を10年は乗ろうと思っていました。 しかし、たまたま見に行った147GTA ...
アルファロメオ スパイダー アルファロメオ スパイダー
ビートを手放して6年。 ついにオープンカーを再び手に入れることができました。 しかもアル ...
スネークモータース K-16 圭一郎くん (スネークモータース K-16)
半年ほど探して2023年12月24日に納車されました。 最高のクリスマスプレゼントでした。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation