
一言で言うならば、欲望に忠実なイベント。
多種多様な(雑多なという言葉の方が適切かもしれない)日本のクルマ文化をあらゆる手段を用いて体現し、その発する熱量は半端なく、今時の日本社会が忘れてしまった何か強烈なリビドーを刺激するパワーが炸裂している。
正直言ってこんなに凄いイベントになっているとは思ってもみなかった。
これは日本が世界に誇れる一大イベントだなー。
本当に久しぶりに、おそらく15年以上は行っていなかった思うんだけど、規模もレベルも格段に凄いことになっている。
日本の自動車メーカーが正式に参加しているというのは大きいね。
そして町のプロショップ。
そのレベルは千差万別で怪しいところも勿論あるんだけれど、それがまた魅力なんだな。
魑魅魍魎上等。
大企業も町のショップも対等。
目立った者勝ち。
盛り上がった者勝ち。
そのごちゃ混ぜ感。
清濁併せ呑む懐の深さがある。
クルマ好きなら誰が来てもきっと楽しめる。
アルファロメオはなかったけれど、楽しめた。
最近は本当にアルファロメオ以外は疎くて、行く前はどうしようかな、やっぱりやめようかな、人多いしな、カメラ小僧とか面倒だし、なんていろいろと思ってた。
でも、行ってみて正解。
混沌。
カオス。
なんじゃこりゃ‼︎
ごちゃごちゃな魅力。
とにかく人の多さに圧倒される。
縁日のよう。
3日間で30万人以上の人出があったらしい。
外国からのお客さんも多かった。
これはクルマ好きなら国籍に関係なく誰でも笑顔になれるイベントだな。
展示車両はジムニーが多かったかな。
VIP系、スタンス系?
キャンピングカー。
ワンボックス。
でかいウーハー付いてるやつ。
ズンドコズンドコ。
旧車。
スーパーカーはランボが多かった。
これは凄いや。
これは楽しい。
おねーちゃん達の撮影に命かけてる人たちも全然気にならない。
エネルギーに満ち溢れている。
理屈じゃない。
お祭りだ。
幕張メッセの会場全部を使い切ってやるクルマのイベントって今ではもうなかなかないと思う。
そして、やっぱり有明よりも幕張の方が箱としては良いと思うな。
これは来年も行かなきゃ。
Posted at 2019/01/17 18:13:22 | |
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