
先日、電気自動車のテスラを試乗しました。
感想を一言で述べるなら、衝撃的な走り、とでも申しましょうか・・・。
凄い!の一言に尽きるかもしれません。
正直これほどすごいものだと思っていませんでした。
ガソリンエンジンが古臭く感じました。
ダイレクトなパワー感。
街中ではアクセルを目一杯踏み込むことは不可能ではないかと思います。
モーターの回転をそのままダイレクトに路面に伝えることができるのでロスが少ない。
それがこれほどまでのダイレクト感をもたらすとは思いませんでした。
フラットなトルク。
アクセルを踏み込んだ瞬間から最大トルクが発生するわけです。
ガソリンエンジンのレスポンスをいかに上げたとしてもモーターには敵わないのかもしれません。
レシプロエンジンのことを考えた場合、まずアクセルを踏み込んでスロットルバルブが開き、空気の流入
量が増え、同じくガソリンの噴射量も増えて、ピストンの動きにより圧縮されたガソリンと空気の混合気
がプラグの火花により爆発・燃焼しチカラが発生するわけですよね。そしてピストンの動き、上下運動を
クランクを通して今度は回転運動に換えるわけですよね。その一連の動きをいかにスムーズにおこなっ
たとしても、そこにはどうしてもタイムラグが生じてしまうのでしょう。そして最大トルク、最高馬力を得る
ためにはある程度エンジンの回転数を上げなければならない。そこまでに至るのにはやはり時間がか
かる。そしてその最大の力を発生する領域(回転数)はモーターに比べておそろしく狭い。
モーターはガソリンエンジンのようなギアや駆動力をタイヤに伝えるための複雑な装置も必要ない。
それがこれほどの走りにつながるとは・・・。
ロータリーエンジンの目指していたフィールはこういうものだったのかな、と試乗しながら思いました。
未来を感じさせる乗り物でした。
エンジン音がないことは特に気になりませんでした。これはこれで全く新しい乗り物だと思いました。何よりもそのダイレクトで圧倒的な加速感とギアチェンジの必要がない、一直線に回転が上がっていく感覚がとても新鮮で素晴らしかった。モーターの回転が上がっていくときの独特の金属音?もSFちっくでよかった。
なによりもショックだったのは、試乗を終えて、自分のクルマを運転したときに、なんて古臭い乗り物なのだろうと思ったことだ。ガソリンエンジンがなんとも牧歌的なものに思えてなりませんでした。
いやぁ・・・、ショックだなぁ・・・・。電気自動車がこんなにいいとは思わなかった・・・・。
カタチもいいですよね。
かっこいい。
ボデーのベースはエリーゼと同じものであると思っておりましたが、実際は違うようです。
ロータスが開発・製造・セッティングなどを行っているのは事実だそうですが、エリーゼとは別物だとディーラーの人は言っていました。
これでサーキットを走ってみたいですね。
Posted at 2011/12/20 00:08:47 | |
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