
年に何回か必要に迫られてクルマで通勤することがあります。
今日はそんな日でした。
通勤にはあまり使いたくありません。
それでも帰り道はちょっと遠回りして海沿いの道を走れば気持ちはすっかりオフモードになります。
最近GTAのこのV6エンジンに惚れ直しているところなのです。
このエンジンのパワー感。
必要にして十分以上のものがあります。
そして最近ツインスパークエンジンのパワー不足を時々感じるんですよね。
スパイダーに対する熱狂が少し覚めてきたのかもしれません。
もちろん、日曜日の早朝にスパイダーで走ることに飽きたわけではなくて、盲目的な恋愛状態から少し冷静になってスパイダーのことを見る余裕みたいなものが出てきたのかもしれません。
GTAのV6に比べればツインスパークの力が劣っていることは初めから分かっていたことですが、それでもツインスパークにはツインスパークの気持ち良さがあると思っています。スパイダーにはスピードを出さなくても運転する楽しさがあると思っています。
ビートのときには少ないパワーを使い切る楽しみがありました。660ccのエンジンを9000回転まで回す楽しみが。
街中でも法定速度内で目一杯楽しめるのがビートの大きな魅力のひとつでした。
スパイダーはもうご老体なので労わりながら走るのが常なのですが、それでも街中を屋根を開けて軽くクルージングするだけで最高に幸せな気分にさせてくれます。目を三角にして飛ばす必要が全くない。それでも状況によってはエンジンに鞭を入れなければならない状況が稀にあります。そのようなときにはGTAのようにいかないのは当然なんだけど。それでもあの感覚をカラダが覚えているのも事実で。そんなときは全くストレスを感じないと言ったら嘘になる。それならV6のスパイダーが欲しいのかと言えば答えはノー。やっぱりツインスパークの鼻先の軽さは魅力的だし、初期型の手動で幌を開けるのも長く乗ることを考えると譲れないところだった。購入当初、ツインスパークの第一印象はやっぱりアンダーパワー。しばらく乗るとそのフィーリングが不思議と魅力的に思えてきた。痺れるような速さは持ち合わせていないけれど、回転フィールの上昇とスピードの乗り方がとても好印象。感覚的な速さというか、錯覚するような感じとでも言うのか。アクセルを踏み込んだときの加速感、トルクの出方がこちらの予期するものよりも若干上乗せされてる感があるのかな。それが好印象に繋がっているような気がする。でも実際はショボいエンジンと言われてもしょうがないような気がする。
それに比べてGTAのV6エンジンはあれこれ考える必要がない。鞭を入れるともう最高なんですね。あれこれ考える前に気持ち良い、楽しいとなるのです。考えるな、感じろ!の世界なのです。ただ残念なところはGTAのV6エンジンは街中ではなかなか使い切れません。でも余裕があって魅力的なエンジンだと思います。
スパイダーの残念なところは雨の日には楽しめません。
これ以外にはありません。
そして今週末もまた天気が悪そうですね。
三週連続。
今年の10月は全くどうなっているんだ。
Posted at 2017/10/28 00:31:24 | |
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