スナイパーライフル　その４

実は一番最初に注文したにもかかわらず、
納品が一番最後になりました、

東京マルイ　M40A5

アメリカ海兵隊に2009年から正式採用スナイパーライフルで、
レミントンM700をベースに改良を加えられてきたライフルです。

M40A1から始まり、5代目の改良モデルで、もうすぐモジュラーストック化したM40A7が正式採用される予定です。

口径は.308win(7.62x51mm)、と現代のスナイパーライフルとしては小口径弱装弾となっているため、
次のモデルでは.338ラプアマグナム化も予定されているようです。

M40A5の特徴はAN/PVS-22用フロントマウントの装備と、フラッシュハイダーが付いたところですね。

話をエアソフトガンに戻して、東京マルイM40A5は、昨年12月に発売が開始された最新のエアコッキング式ライフル
で、マクミランの実物を採寸したストックは、オリーブドラブ（OD）とブラック（BK）の2色、
初回ロットの不具合回収が長引いたのか、セカンドロットは、5月下旬発売予定が、6月上旬、8月上旬と延期され
続けて、やっと入手出来ました。

購入してまずやることは、

分解

トリガーユニットを取り外して


更に分解

VSRやL96と変わったのが、トリガーとシアの間に付けられたアクチュエーターと呼ばれる赤丸のパーツ。
このパーツによって、トリガープルが2段階に変化するため、シアの落ちるタイミングが判りやすくなります。

トリガーストロークと、プルの調整が矢印のホロセットで出来て良いのですが、シア系が亜鉛合金製のため、
摩耗が心配ですので、

ファーストシア、セカンドシア、アクチュエーターを鉄製のサードパーティーのモノに交換し、シムで、ガタ取りを行います。

シリンダーも分解

摺動抵抗を減らすための加工調整を行いました。

他にもチャンバー周りを分解して、ホップアップ部の改造と、気密取りを行い組み立て直し。

オプションパーツはバイポッド

チャンピオンターゲット社製のハリスタイプのスイングバイポッドで、アメリカ出張時にWALMARTで購入してきました。

スコープは

HYUGA　SFB3-12×40　
スコープ内に水準器が内蔵されていて、レイティクルがブルーに発光し輝度が11段階に調整できます。

マウントリングはφ30用で、高さは15㎜位ないとコッキング時にハンドルとスコープの間に指が挟まりますが、
なるべく低くしたかったので、13㎜を使用。

全装備状態


せっかく弄り倒したので、撃ってみたくなるじゃないですか、
昨日は久しぶりに雨が上がったので、秘密の射撃場に行って実射。

的はこちら

100均の計量カップと、4リットルのオイル缶、これだと弾が当たった時に音がして、確認がしやすいんですよね。

比較対象として、クラウンモデルのTYPE96、こちらはイギリスのアキュラシーL96をベースにしたライフル。


まずは20mで、座射にてゼロイン調整し、計量カップを狙って射撃

直径9.5㎝ですが、M40A5では20mで10発中7～8命中、30mでは半分ぐらい命中と、弾道が素直でバラツキが少なく狙いやすいですね、さすが東京マルイの最新エアガン。

対して、TYPE96は２０ｍでは10発中２～３命中、30mでは運が良くないと当たらないですね、4リットル缶を狙ったのに計量カップに当たった事すら、２０ｍを超えると弾が左右にバラツク様になり、小さい的は狙っても当たらないですな。

今回使った弾は、東京マルイのベアリングバイオ0.25g

硬いものに当たるとこのように割れてしまうことが有るので、再利用は不可です。

これまで、スナイパーライフルは
クラウンモデル　TYP96シニア
ARES MS700
S&T　DSR-1
東京マルイ　M40A5
と紹介してきましたが、大本命はM40A5だったのですが、納期が遅くなるので、実射用に廉価なTYPE96を購入し、
MS700とDSR-1は実射よりは、観賞目的で購入したというのが実態です。

実射性能は、M40A5>MS700>TYPE96>>DSR-1という順位になります。