
幾多の メッセージ や、OFF会等で 時々訊かれますが、
兎に角 「停まる」 ブレーキ は 何でしょうか? です。
其の質問に対して、 かなり、 遣り取りを懇意にしている
方には、 過去、 ラリー 競技用の 液冷 AP 製
レーシングキャリパー の Set が 「最強」 だと回答を
していました。 リキッド クーリング 即ち 液冷なんです。
ブレーキ は 車両の運動エネルギー を 摩擦熱に変換
する 「形」 で停まるので、 何を どぅ、 「足掻いて」 も
発熱 し続ける機能部品なんですよね。 大気解放放熱で
どぅにか成る物では決して無い。冷却風を当てて強制的に
冷す、 「空冷」 か、 発熱の 熱エネルギー を蓄熱する
大容量 ブレーキ か。 しかし、 「ドチラ」 も 何れ
冷却能力よりも、 発熱が勝り、 停まら無く 成る。
其の 「通説」 や 「概念」 を 根こそぎ フッ飛ばす、
液冷 ブレーキ 。 まぁ、 Net 等で 検索して 「現物」を
観て下さい。 次元が違う 組み と 構成 なんですよね。
カーボン(セラミック)ブレーキ が 世に 「市販」 される迄、
将に 最強の ブレーキ だったんです。 値段は 以前に
競技に精通していた、職場の先輩に冗談で訊いたら、
確か、 前だけ で 120万 位だったか なー と(驚愕)。
もしかすると、
「 キャリパー 本体 」 だけ の値段なのかも知れません。
冷却液を強制循環させて、 キャリパー を 冷すんだとか。
ここで、 注意したいのは、 「水冷」 では無い と ゆぅ事。
水 なんて、 98℃ で オサラバ ですからね。 「液」 。
もぅ、 痺れまくりました。
... で、 そぅ成ると、 何処の辺りが 質問者さん の
御眼鏡に 叶うのか。 大概は、 所有車両が VR の方が
大多数ですので、 今の 「環境」 を 殆ど 替えずに停まる
ブレーキ は 「所謂」 「レグキャリ」 だと 回答して居ます。
純正の 16inch ホイール を 冬季の スタッドレス 等で
使用する「環境」を 維持するのが前提の方が多いからです。
296mm ローター 。 此れが、 「Best」 なんですよね。
純正採用部品の構成 「のみ」で運営出来るので、維持費が
安い。 万が一 の 故障にも、 豊富な在庫が在る。確かに
ギリギリ 迄 引っ張れば 313mm の 構成も在りますが、
完全に カツカツ で、 当然、 純正 ホイール は 絶望的。
そもそも、発熱排気が滞る VR の場合、 324mm以上で
32mm 厚 程度の ローター キャパ を与えて置かないと
ブレーキ としての 性能維持が難しい訳で。 すると、
17inch 「必須」 に 成る訳ですね。 其れは、 これから
ブレーキ を 考えて居る ユーザー さんには 「酷」 な事。
だから、296mm の ローター で 熱容量に観切りを附け、
其れ以上の 「停まる」を VR に 要求しない乗り方を捜す。
其れで、充分に満足出来れば、 其れ以上は 「不要」 かと。
そぅ、 「個人的」 には 云って居ます。 では、 何故?、
秋代は GTO キャリパー なのか?。 其れは 単純に
選択出来る パッド の種類の豊富さと、短時間で パッドの
交換が容易に出来る事。 唯、 其れ 「だけ」 の理由です。
片押し 2POT と 対向 4POT の 「性能」 の 違いを
冷静に正確に分析評価出来る人は、 セミ プロ 「以上」の
レーシング ドラィバー だけ だと、 当方は思って居ます。
だって、 E46 の M3 の キャリパー は片押しですから。
其れで、 ニュル の フル コース を タィムアタック出来る。
BMW に執って、 「不要」 だから 片押し の筈なんです。
E46 M3 の ブレーキ データ を 調べて 診て 下さい。
さすれば、 正確で精密な 熱変換が出来て居れば、 VRに
296mm の レグキャリ Set で 「充分」 な道理が判る。
其の 「筈」 なんですが ね。