在る 「程度」 の意見集約が出来まして、 幾つかの
品物の提示と分析と検証も済みましたので、もう一度
ブレーキ の構造と効果の確認を したいと思います。
先ず、 ブレーキ とは、車両の 運動エネルギー を
摩擦熱で熱変換して減らし、車両を減速させる物です。
そして、 VR の 純正ブレーキ の構造は 逆ベンチ
つまり、 冷却風の流れが 既存の車両と 「逆」 に
成って居るんです。 まぁ、先ずは 「此処」 を正確に
理解/把握 しておく必要が 在ります。
では、一番 多い、意見の 社外の ローター +
社外の パッド で全ての走行性能を満たせますか?
ですが、 此れは 正直 「無理」 です。 社外の
ローター は 正ベンチ の形状が 殆どですので、
其の侭組んでしまうと 最終的に 熱ダレを起こします。
必ず、 逆ベンチ 形状の社外の ローター に交換を
して下さい。
次に、社外の 大径キャリパー Kit への交換ですが、
自分が、 ドレスアップ を重視するのか、 サーキット
での酷使を要求するのかを 「正確」 に 見極めます。
もし、 サーキット での酷使を重点に置くならば。
せめて、 バック プレート は加工しないと、各方面に
失笑を買います。 逆ベンチの構成で組まれた純正の
バック プレートでは、ブレーキ の排熱が出来ません。
皆に披露する 「名目」 での装着ならば、 本気で
サーキット を 周回しては成らない と 。 そして、
正直に書きますが、 Evo 3 の ディメンション で
其の儘 VR に 組んでも、 VR の使用には迎合は
しません。 厳格に厳密に採寸をすれば即時解ります。
其処の辺り を 製造メーカー なり、 SHOP なりに
細かく五月蠅く 訊くのも購入者の義務であり責任です。
何の、説明も無く、 OK OK と云う所は疑いましょう。
そして、 最大の 「肝」 の 部分ですが、 最終的に
ブレーキ を 交換したとしても、 VR 純正 の
ブレーキ Assy の重量を 大きく超えない事を厳守。
此れは、 「絶対」です。 何故なら、 基本的に全ての
VR の 社外品が 純正の ブレーキ ベース で
開発/製造 されているからです。 ワンオフ の
カスタム 品 で無い限り、 例外は全く存在しません。
ブレーキ の最終性能は、 脚と タイヤで決まります。
どれだけ 皆が 「羨ましがる」 業物を 入れても
停めるのは 脚 と タイヤ なんですよね。 折角の
投資が 間抜け で 阿呆な 結果に成らない様に
細かく しっかりと SHOP と 「相談」 を しましょう。
其の ブレーキ が 最も 効果を発揮する調律で
脚を考えて Set して、 其の 脚 が 最も動かせる
タイヤ を選定して組む。 其の ブレーキ を 入れる
前に組んでいる 「脚」では、 全く 意味が在りません。
故に、
最後に LSD を組んだ、最後に ブレーキ を組んだ
は、 最終的に 車両の調律を 「失敗」 していると
そ ぅ 、 当方は考えて判断を しています。 だって、
どちら も、 路面に 「直結」 する 重要な 機能部品
なんですから ね 。 もぅ 一度、 脚から遣り直せと。
Posted at 2012/04/09 01:23:12 |
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