
KYBさんのシザースジャッキの上りが
どうもよろしくないので、
つい、マサダさんの油圧ジャッキを
買ってしまいました。
上がマサダさんで
下がKYBさんのジャッキです。
ほぼ同じサイズの入れ物に入ってます。
KYBさんのはゴールドカラーになっています。

能力は、800kgです。
マサダさんのはシルバーとブラックカラーになっています。

能力は、850kgなのでKYBさんより能力が高いです。
油圧タンクも若干大きいです。
KYBさんのジャッキはもう廃盤になっているので、オーバーホールをしてみました。
マサダさんを使えばいいんですけどね~(笑)
まぁジャッキは沢山あると色々と便利なので直してみました。
きっとOリング等を変えれば復活できそうでしたので
モノタロウさんで各種のOリングを買ってみました。

Oリング Pシリーズ(運動用) P30
Oリングバックアップリング BRT2P30
Oリング Pシリーズ(運動用) P8
Oリングバックアップリング BRT2P8
Oリング Pシリーズ(運動用) P6
を各1個ずつ購入しました。
送料の方が高く付きます(笑)
私はモノタロウさんでいっぱい買い物してるので送料は掛かりませんでした。
それでは、オーバーホールしてみたいと思います。

地面が汚れるので、段ボール等を敷いて作業すると良いと思います。
エアーベントバルブを外します。

結構硬いのでマイナスドライバー等で外してください。
ゴムなので傷つけないようにやさしく外します。

外したら、ジャッキオイルを抜いておきます。
次にシザース部分を外します。

スナップリング2個ををマイナスドライバーやラジオペンチで外します。
外したスナップリングは再利用するので無くさないようしてください。
次にピンを2本抜きます。

手で引っこ抜けば簡単に外れます。
外したピンは再利用するので無くさないようにしてください。

グリスがいっぱい付着しているのでパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
シザース本体を抜きます。

結構力がいりますのでゆっくりカジらないよう注意しながら外します。
次にハンドル部分を外します。

Cリングで固定されていますのでマイナスドライバーやラジオペンチで外します。
外したCリングは再利用しますので無くさなようにしてください。
ピンを2本外します。

手で引っこ抜けば外れます。
グリスがついているのでパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
外したピンは再利用するので無くさないようにしてください。

長さが違うのでどこに付いていたか忘れないようにしてください。
まぁ、付けた時にすぐわかりますけど・・・
ハンドルを外します。

これも手で引っこ抜けば簡単に外れます。
リリースバルブを外します。

ジャッキハンドルで回せば外れてきます。
再利用しますので無くさないようにしてください。

結構、汚れが付着していますので、パーツクリーナーで綺麗にしておきます。
ピストン部を外します。

カジらないように慎重に外します。
再利用しますので無くさないようにしてください。

これもパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
これで外すものは全部、外れました。
メチャ汚いですね~

パーツクリーナーで綺麗にしておきます。
これから、Oリングとバックアップリングを交換していきます。
下にOリング上にバックアップリングがはまっていますので
精密ドライバーで外します。
バックアップリングは割が入っていますので、割の部分から外します。

ジャッキ本体に傷が入らないように慎重に外します。
外した、Oリングとバックアップリングになります。
それにしても汚い。。。

外したものを見るとまだ使えそうでしたので、単純にエアの混入だけだったかもしれません。
次にピストン部のOリングとバックアップリングを外します。

穴が小さいので、外し辛いですが、精密ドライバーで慎重に外します。
外した、Oリングとバックアップリングになります。

こちらもまだ使えそうでした。
新しいOリングとバックアップリングを装着していきます。
ジャッキオイルを塗布して滑りやすくして溝にはめていきます。

Oリング→バックアップリングの順にはめます。
装着後はこんな感じになります。

新しい感じが良いですね~
ピストン部も装着していきます。

穴が小さいのではめ辛いですが、慎重に作業していきます。
次にリリースバルブのOリングを交換します。

これもジャッキオイルを塗布してはめ変えます。
あとは、ピン部にグリスを塗布して、ハンドル、シザース部を装着します。

ピン部は、ウレアグリスを使って組付けました。
シリンダー部には、ジャッキオイルを塗布して慎重に装着していきます。

Cリング、スナップリングは場所によってははめ辛いですが、飛ばさないように慎重に装着します。
次に、オイルを入れて、エア抜きを実施します。

エアベントバルブからジャッキオイルをバルブの口元まで入れて、蓋をします。
ひたすら、ポンピングするとジャッキが上がってくるので半分位まで上げます。
ひっくり返して、リリースバルブを緩めてジャッキを下げます。
元に戻し、エアベントバルブを開けます。

この時に、オイルが噴出する恐れがあるので飛び散らないようにウエス等で押さえながら外します。
エアが抜けた分、オイルを補充します。
エア抜きを10回位くりかえせば、エアは抜け切ると思います。
本体を掃除して、各部にグリスアップして終了です。

ジャッキがサクサク上がるようになりました。
部品代だけだと500円位で出来るのですごくリーズナブルで元の性能に戻ったので良かったです。
Posted at 2018/02/24 20:38:48 | |
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