ふたりの儀式

ふゆきさんはその昔通っていた
バイク屋さんの奥さんに
彼女ができたらこうしなさいって
いろんなことを教えてもらったそうで。。。

彼女が欲しがるものは
なんでも買ってあげなきゃいけない
という教えを真面目に信じたふゆきさんは

付き合い出した時そりゃもう
私が「かわいい」とか「おもしろい」というものを
片っ端からなんでも買ってくれようとして
「そんなに何でもはいらないよ」と
こっちから言わなきゃいけないほどでした。

当時ふゆきさんは３４歳。私は２０歳。
いけないお小遣い稼ぎしてる人みたいでした私。

あ、話がそれたな。。。

で、その奥さんの教えのひとつに
「車のドアはまず助手席を開けて
彼女を乗せてあげなさい」というのがあったらしく

その教えは今でも、集中ロックのないロドスタに
ふたりで乗る時は実行されていて

まず、助手席のドアを鍵で開けて
それから運転席のドアを鍵で開けて乗り込みます。

この、なにかの儀式のようなめんどくさい行為は
実はわりと私も好きだったりするのです。

そして、今私たちはふたりでNSXを作ってるところで。。。


取り外しちゃったんですよ集中ロック。
軽量化のために。。。
例の3000円する蓋もつけました。


え。。。ここも取るんかぃっ！！

というわけで
この車が出来上がった際には
助手席の鍵を開けて私を乗せる
めんどくさい儀式が見られるようになるでしょう。。。

はて、みんなでツーリングができるのは
いつになるのでしょうね。