
スポーツカーオーナーで排気音にこだわりを持つ人はかなり多い。
ご多聞にもれずNSXオーナーもそうなのだが
特にこだわっている人が多いように思う。
「もうマフラー5、6本目ですよ。」、「実際の音を聞きに○○まで行ってきた。」
なんて人もいる。
マフラーは見た目も変わるが、何より聴覚的な変化が大きい。出力性能がそんなに変わっていなくても気分だけですごくパワーアップしたような気になる。
15年前、NSX用の社外品マフラーといえばほぼ純正と同じ取り回しで、サイレンサーの大きさと内部構造を変更(ストレート化など)したものが大半であった(スプーンのそれは取り回しが異なって、サイレンサーまでの道のりが長かった)。種類も数種類しかなかったと思う。また異常に高価であった。安いものでも20万くらいした。
現在はそれこそよりどりみどり。取り回し経路、出口の形状、サイレンサーの大きさ、価格など。音質にこだわって複雑な取り回しをしているものもあってサウンドの選択肢はかなりある。
私がNSXを購入してはじめて変更したのもマフラーだ。ARCチタンの中古を13万で個人売買で手に入れた。だがすぐに割れてしまい、無傷な部分を利用してワンオフで製作した。ワンオフVer.1はいわゆるアドバンスタイプで、サイレンサーをかなり小さくしたため大爆音。すぐにVer.2を製作した。Ver.2はARCと同様なレイアウトでサイレンサーをARCより小型化した。この仕様で8~9年くらい乗った。
現在のマフラーはTAITECのGT009。Ver.2が割れてしまい必要に迫られ購入した。009はツルシのマフラーの中でも1、2を争う音量を発するもので、集合タイプゆえ、その独特な音色も魅力の一つだ。
「イイ音ですね~」と言われることがままある。非常にうれしいことだ。
特にエキマニを交換してから言われることが多い。
どうも同じ009でも私の車の音は他より甲高いらしい。
この辺の理由はいまいちはっきりしないのだが、エキマニがカギを握っているのではないかと思っている。
こと音質でいえば、理想の一本(エキマニも含めてと言った方がいいか)に出会えたと思う。
さて、あなたは出会えただろうか。
[本日はダンナが書きました]
って、書かなくてもわかるかw
Posted at 2008/09/12 23:16:24 | |
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