ちゅわぶきのブログ一覧

小学生の時から好きだった「古代エジプト」のを見ます。
いやー昔は 古代エジプトと言えば切っても切れない関係のミイラを見るのが怖くて((((；ﾟДﾟ)))))))図書館などでミイラの写真出てきたら「！うわっ！！」と閉じて 恐る恐る見てましたが

大人になるにつれて少し…考古学というのも知って慣れたつもりです。
総じて少しミイラに慣れたところで古代エジプトの文化を知る事になってきたのですが

今の撮影技術の進化により、よりリアルな細かい彩飾の凄さを見る機会が増えました。まーミイラの3DやMRIには((((；ﾟДﾟ)))))))ちよーー！！って
大阪で有った「古代エジプト展」でのツタンカーメン王の頭蓋骨レプリカや そのリアルなミイラのには(；´Д`Aいや…ミイラよりファラオの服装をまとった復元姿が見たい。とは思いましたが

その展示会は すごい行列を作って天保山で開かれてて紹介ポスターは
ツタンカーメン王の「黄金のマスク」を出していましたが 実際に展示されていたのは「カノポス」と言う遺体の臓器を保存する入れ物で、ツタンカーメン王の脾臓を入れていた黄金のマスクと同じくらいの黄金のマスクを持った カノポス入れ物が展示されてました。

なので大きさは小さかったでした。でも、小さいなりにも装飾の細かさ人型の再現度のディテールを見てて とても3000年前のとは思えない位の
技術です。まだ当時はヨーロッパは森で覆われてライオンなどが生息してて、日本は「縄文時代」です。

そして、アメリカ南米大陸を除いたまだ世界三大宗教も無い時代にして、宗教は、古代エジプトが源流になったとも言われます。

ツタンカーメン王の時代、以前の時代の歴代王はクフ王を入れたりすると5000年以上の人間の歴史を持つので中国のさらに上をいく古い文明です。
その古代エジプト文明の中の建物の精度はクフ王のピラミッド
装飾品や日用品 生活道具の状態を伝える物が多く出てきた王がツタンカーメン王になります。

あのピラミッドも今の測量や内部の状態を調べると、今の機械も無かった時代なのに、人の計測技術と重機機械なども無い時代に、どうやって、あの巨大な建造物を作ったのか今も謎は多いです。

ちゃんと角の方向は東西南北をむいていて重量物を高く建設するに 力の分散をはかってある内部構造、太陽の光を内部に引き込む為の取り込み口とか、ちなみに一説では ピラミッドは「墓」ではなくて 王が空に住んでいる太陽神との交信にやエネルギーを取り入れる為の建物だとも言われてます。
オカルト系によると宇宙人が古代エジプトへ技術提供し建設させた光通信
などの宇宙への通信施設やら

当時ピラミッド近くに流れてたナイル川の水流を取り入れての発電システムとか。一体何の施設やら色々言われてます。しかし発電技術の話には
神殿の壁に描かれた 絵に「電球」かも？と言う のも発見されてます。

墓などの遺品で出てきた物の中には今も使われてる「蝶番」「折り畳み式椅子」「ボードゲーム」「足付きベッド」「猫足装飾の黄金の椅子」組み立て式の馬を使った引き型の戦車」実用型と儀式用。ミイラ作りの手術道具。化粧箱セット、指輪に足輪に首飾り香水。何千年たっても通用する、
物が多いのにビックリします。

ミイラを入れる棺も、何層もの箱と人型棺をマトーショリカの様に組み合わして、マトーショリカと違うのは、ちゃんと顔とか装飾を3Dに作ってある精密さの凄さです。

他には人型に作ったファラオなど動物まで生前の姿を3D再現してあるのです。特に石で作られてるのは筋肉のつき方などもあり再現されてて、人肌に近いくらいに ツルツルに磨き上げられてます。

古代は革と砂漠の砂で手作業で ひたすら磨くと書いてありました。

コピー機などが無い時代に同じのを対称に立てられるように作ってあるのもあります。今みたいに電動工具の無い時代に この精密さは((((；ﾟДﾟ)))))))
ビックリします。猫のバテスト神の石の置物のリアルさ凄いです。

王の墓の中には、再び王が復活した時に困らない様にと、そのままでは王墓の部屋には収容出来ない物は組み立て式にしてバラして収納して有ったそうです。

あと、ツタンカーメン王は古代エジプトでは多かった王族の近親婚の影響で生まれつき足が悪く、そのままでは歩行が困難な為に100本以上の「杖」も遺品で出てきてますから「介護用品」の元祖ではないかと。

この時すでに戦車の車両と言う車輪を駆動させる構造を作れるという事は車椅子的な物もあった可能性もありますね。まー砂漠の国ですから車輪より僕による担ぎカゴの方が使い勝手ありそうとで、担ぎカゴはあるみたいです。
あと履いている履物の遺品も調べて再現するとミイラに履かしてあったサンダル靴は儀式などや埋葬用で素材は多くが金ですが

日常に履いていたであろうサンダル靴は、砂漠の砂が入り難いように 工夫がしてあり。素材も柔らかく また足の悪い王の為に中敷にはクッション材を使ってて足への負担を軽減する仕組みのサンダルになってると最近の調べで判明しました。

まさにサンダルに靴職人の履く人への配慮の「技術」を見ることが出来ます。ちゃんと装飾にも意味の有るので装飾してあるし。

あの代表的な王の顔を覆っていた「黄金のマスク」は顔の部分と髪を覆う布地再現してある部分とは 金でも材質が違うので作ってるそうです。

顔は3Dに土台を叩き出しで作られてて、さらに顔が映えるように白金をメッキしてあり、その厚みは「ミクロン」の薄さ その顔と布の部分との金の光り方の違いでマスクが より立体的に仕上げてあると分かったそうです。この時にすでに繊細な薄さのメッキ技術の高度さに驚くばかりです。


黄金で光り輝かすだけでなく、制作職人さんの「神々しく立体的に見える」為の自分の技術力を王の復活の願いと ファラオの様には名前は残らないであろう…自分の技術力を後世の人に見てもらいたい、との願いも込められて作られたのかな？ と思いました。

マスクの瞳も黒目は黒曜石で⚫️で 近くで見たら白い白目とするのに
赤い染料を染み込ませて眼球の端の毛細血管に表現してるのも凄いですよ。レジン細工も無い時代に そこまでコダワル気持ちが凄いの

あの髪を覆う布に使われている金と青色の縞々は青色は青ガラスをハメ込んで有ります。あのマスク実はツタンカーメン王に被してあった時にミイラを覆う「アスファルト」により顔とくっ付いてて、なかなか剥がせなくて 力任せに剥がしたのでミイラの顔が損傷したとも言いますし。

昔は考古学という名前で古代の宝物のトレジャーでしたから「王の眠りを妨げる者は死の翼に触れるべし」とか言うような「ファラオの呪い」として、謎の死が起こった事もありましたね。

だから損傷してしまったのを直してあるツタンカーメン王のミイラは他にも付けられてた宝飾品を外す際にバラバラになったのとかで あの姿にです。 股間の大事な部分は行方不明とか((((；ﾟДﾟ)))))))

その棺で発見された「胸飾り」に王を護る守護生き物として「フンコロガシ」が付いてますが このフンコロガシは 動物の糞を地中に埋めて卵を産んで、幼虫は糞を養分にして 再びフンコロガシとして地表に出てくる習性から、「命の復活を司る虫神」として 王家の守護神として色々な装飾にも使われてます。「ハムナプトラに出てくる虫さん」カブトムシじゃないよん。

その中でもツタンカーメン王のミイラを護るように付けられてたフンコロガシ…ただの石ではないです。あれ砂漠に落ちた隕石の熱で砂漠の砂の中のガラス質が溶けて固まってできたガラス製です。「宇宙ガラス」とか言われたりで 石の世界では「霊石」とも言われます。

この握り拳くらいのサイズから堕ちてきた隕石の大きさも大きかったと言われてます。砂漠でよかったよ((((；ﾟДﾟ)))))))

古代エジプトの人はこれが神々が住むという宇宙から来たものだと、この時代に知ってた、事になりますね。宇宙の星座などはギリシャが有名ですが それ以前には、

星見の技術も有ったので、星の位置から「ナイル川」の氾濫期もカレンダーの元になるものも作ってました。

そして、「これ？なのを、どうやって物にするか？」て発想の転換の技術力も長けていたのを、伝える物には「ツタンカーメン王の守護刀」です。

まだ当時の古代エジプトは「青銅器時代」で一般に使われる剣などの道具は「青銅製」鉄器の製鉄技術を持ってるのは今のトルコの「ヒッタイト王国」まだエジプトには鉄の硬さに勝つ武器は無くて

さらに青銅器は欠点が「すぐ錆びてしまう」事です。

その、まだ青銅器時代のエジプトにおいて、ツタンカーメン王の守護刀は今の現代においても「錆びてない」状態です。ヒッタイト王国の剣でも、「錆び」は出てくるのですが、この守護刀は一切の錆が見当たらず。

謎とされてましたが、

構成成分の成分分析を出来るようになり、調べてみると この刀の刀身は「地球外からの成分」で、つまり「隕鉄」と言われる物を加工して作られた守護刀と言うのが分かりました。

主な材質からすると「ステンレス鋼」に近いそうです。なので3000年を経過してても 錆と言うのが ほぼ無いので あの輝きを放つ。と言う結果に

その守護刀を作った人は名前にレリーフなどパピルス紙も記述が残されてないですが 鉄の文化も知らない青銅器時代に、その拾った隕石を、
どう考えて 刀にしようとか どうやって銅より硬いステンレス鋼を加工して守護刀として作り上げたのか 謎ですね。

今みたいに電動工具もステンレス鋼より硬い材質も無い時代ですよ。
この、これを、どうして使おうか？どんなものにしたらいいか？という

物作りの職人さんの「職人魂」が遺された品々を見ていて感動して泣きそうになります。

こうした古代の職人さん達は自分の存在は時代の波に消えてしまうが…

ファラオの来世の復活が有るならば その時に自分達の技術力も知ってもらえるから、それにより 体はなくても言葉も通じない相手にも

我がの「技術」の結晶である「職人魂」の込められた品々を異国の言葉も通じない相手にも「見たら言葉が？としても、その凄さを伝える事が出来る」と この時代に 技術屋として芸術家としての誇りを後世の人達に伝えたい、の気持ちを持っていたんだと思いました。

この古代エジプトにおいても、既に「勉強をちゃんとしないとロクな人間ならないよ！勉強しなさい！！」とか「今時の若いもんは…」て愚痴の書かれた書簡も出てきてるので、今も昔もかわらないのねーーと思ったり。

恋人にあてた手紙も出てきたりと痛風に悶える手紙とか労働に対する意見や給料明細まで国宝の宝物の他にも民衆のタイムカプセル的なんも出てきてますし。縄文時代の日本との違いにビックリします。

こうした高い技術と文明を築いていた古代エジプトも今の日本と同じく

資源を他国から取り入れて製品にしたりで諸外国との貿易を生業にして繁栄してきましたが やがて統治する人間の私事に関わる事などが増えるにつれ 労働者からの反乱 政治力が衰えを狙った諸外国からの戦争などで

ローマ帝国の統治になった辺りには すでに 高い技術を持った人々はローマ帝国へ連れて行かれたのか諸外国へ奴隷として売られてしまったのかで
エジプトから散りじりになり。古代エジプトの高度な古代文明も技術力も廃れてしまいました 今で言う「ロストワールド」と言うのでしょうか。

のちに発生したキリスト教などは単一神の信仰なので古代エジプトの多くの神々は不定されてしまったり、宗教の性格の多くの今も昔も「信徒を統一するための都合の良い歴史しか後世に伝えない」などが繰り返されて

それに合わして技術力も消されてしまったんかな…て

でないと「昔に、こんな機械もない電気も無い時代に、こんなん、どうやって作ったの？」て 疑問が出てきます。占領国による文化の破壊は世界中で、繰り返されてますし。

そうした「文化的技術力」を後世に 確実に伝えるためにも王墓の盗掘を防ぎたいと墓を作る人の巧妙な墓の作り方により、最後に残せる自分の技術力のおかげで 今も未知の所に「ロストワールド」が埋もれてます。

一説には墓作りに関与した人は口封じで殺されてしまうのかな…
死して なお自分の存在を残したかって思いも感じました。


そんな長い思いから、私はね！自分が物作りに めげそうになった時に
「色々な電動道具や接着剤とか無い時代に こんな凄いの作るなんて…
金属の板を叩き出して形に作るのって板金技術の元祖やと思うし。

あぁ私はなんて小さな事で悩んでるんだ 根気よく作るってのを発想の転換を見習わないと」と 作るモチベーションに勇気をもらうために 見てる時あります。と言う話でした。