完全放置の間に行った作業を。
幼稚園児並み文章、だらだら長いので注意。
私、やたらと機械と呼びます。
バックホゥも話のなかでは機械と呼ぶし…決してユンボとは言わず、クレーン付きトラックをユニックと呼ぶようなもの、タダノが付いてたらどうするょ と。
昨年、忙しい時期に入りかかった頃、父より「リフトのクラッチマスターから漏れが激しい、とりあえず何十年か前のブレーキオイルあったので入れておいた。昔乗っていた車のはやったが、それ以来やって無いんで自信が無い。お前オーバーホール出来るか?」
と言われ、「車と同じようなら出来ると思う、マスター駄目ならクラッチ側もやった方が良いと思う、どうせエア抜きやらんといかんし。」 等と。
よくよく訊けば、中古買って14年、1年は点検してもらったが、それ以来エンジンオイル換えたくらいらしく。
父にリフト屋(豊田自動織機)の営業さんに電話でクラッチマスター、レリーズシリンダーのインナーキットを注文してもらいやることに。
忙しくなりかかりの時期でしたが、運良く翌日は雨でリフトを使う用事はなく、部品も入る予定らしく、作業することに…ブレーキフルード触る作業は、雨降り、湿気の多い時にあまりやりたくないですけど、そうも言っていられず。
クラッチマスター、レリーズシリンダー触るのは二代目86以来、インナーキット交換一回、最後の作業はマスター、レリーズ共にアッセン(2輪ダッチTTではない)だったような…バラすのは恐らく20数年ぶり。
フルードのタンクはブレーキと共用、タンクからクラッチマスターへはバンド止めのゴムホース、タンクの中で仕切られているのに作業終盤まで気付かず、ホースを小さなクランプで挟み作業開始。
漏れたフルードの色から、これはなかなか…アッセンブリ交換の方が良かったかも?と想像され。
とりあえず桶に入れるとだらだらと。
インナーキットにでかい銅ワッシャーとヘンテコな部品があり、何だろ? と思っていたのですが、マスターのケツにパイプレンチで掴んでバラした形跡があり、ここか、と。
上向きに付くから? 操作が多少軽くなるように?とか勝手な想像したり…果たして何故こういう形に?
マスターの口元。
86に乗っていた時こんなに錆が出ていたか記憶がないですが、車室内とほぼ外、ブーツのロッド部分がユルユルだからか(要改善だと思う)…レリーズのブーツとロッドはキチキチだからかレリーズシリンダーの錆は少なかったです。
車だとレリーズは水かぶったりしますが、家のリフトは雨ではほとんど使わず、レリーズシリンダー位置もオカマの上の方にあり、その辺の絡みか。
マスター、レリーズのピストン。
このフルードの色…。
マスターのピストンは細く、こんなにマスターとレリーズの太さ違ったっけ?(対86比)と…パスカルの原理か。
ここから完成まで画は無し。
マスターシリンダー口元はサビサビで(動く部分はわりと綺麗)、奥(バラしたケツの部分)はオリがたまり、掃除していると細い穴(バイパス?)も見付かり。
ペーパーを指に巻いて突っ込んで回して錆、キズを取る予定でしたが、小指も思うようには入らず奥まで届かず、しばし思案して、コマでやりゃ良いかも? と。
ちょうど良い太さのコマがあるも8分の3の差し込み部分は入らず、前々職の時、使う予定で買った4分の1ディープ(10)に太さ調整のビニールテープ巻いてペーパー巻いて…ドリルでもあれば楽に出来たでしょうが、延長(エクステンション)つけて手で回し。
ライト当てたり指入れて触ってキズ、段の無いのを確認。
レリーズは指で…わりと綺麗だったのでさほど時間かからず。
ラバーグリスを適宜使いながら組み立て、シャシブラック吹いて、組み付け。
クラッチペダル、レリーズシリンダーが近いので左手と右手でエア抜きできてこりゃ楽チン! と思いきやなかなか送らず…注射器でもあれば楽だったでしょうが、ホースを何回か思いっきり吸い、送るようになったので、この位置関係は楽チンだなぁ…と。
完成。
クラッチがこれだとブレーキもきっと近いうちに…フルードだけでも交換する予定でしたが、下手にやらん方が良いかも? とも思い、やらず。
ブレーキマスター、ホイールシリンダーのオーバーホールしときゃしばらくは問題なく使えるはずなんですが…繁忙期にイカレルとね…。
父が昔、クラッチマスターだかレリーズ(日産なんでオペレーチングか?)だか自分でオーバーホールした時に買ったブレーキ液。
父が乗った最後のマニュアル車は多分210サニー、出てすぐくらいに30系スカイラインワゴン(AT)に乗り換えたので、35、6年前のものか?
さすがに作業ではこれを使ってはおりません。
Posted at 2017/02/20 01:49:24 | |
トラックバック(0) | モブログ