
え~、実はすでに「その日」は2週間も前だったんですが(^_^;) このたびついに?マセラティが納車になりましたので、恒例の詳細レポートをしたいと思います(^O^)
「次はマセ」というのは、もうずいぶん前からブログでも何度も「予告」済みでしたし、近しいお友達には購入が間近なのはバレバレだったんですけどね(笑)
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まず車種はクアトロポルテS グランスポーツです。(登録’18年ですが10月でMY2019・走行は購入時3600km)ボディは「ネロリベーレ」といって、有償カラーのブラックメタリックです。
予算の関係で一時はギブリで妥協する案も浮上していましたが、結局はヨメの当初からの拘り通りQPという結果になりました(^_^;)
購入に際し、改めて同時に内外装を比較する機会がありましたが、やはり似て非なるもの、見るほどに違いを感じることが多かったです。
スタイリングでいえば、特にフロントよりもリア。このフェンダーライン、無理矢理30センチ縮めたギブリと違って伸びやかです。
例によって、というか結果的に購入した個体はOP多めの仕様となっているんですが、まずはやはり外装の大きな違い、「ネリッシモカーボンパッケージ」。各ポイントが黒基調になる「ネリッシモPKG」に、さらにカーボン加装した仕様です。
まずはフロントグリルの縦フレームが(ノーマルのクロームから)グロスブラックに。
ウインドウ周囲のフレームが同じくブラックへ。この2点がクロームだと良く言えばエレガント、悪く言うとちょっとオッサンぽい(笑)んですが、グッとスポーティになります。
そして先ほどの写真の、フロントグリル上端の水平基調のフレームとリアトランクアクセント、
マセのアイデンティティのひとつであるサイドベント、
そしてCピラーのバッジがやはり普通のシルバーでなくダークカラーに。(これらを完全に「ブラック」にしてしまうと、ボディカラーに沈んでしまって目立たないので、このサジ加減が個人的にお気に入りです)
ヘッドライトも、ノーマルと比べないと分かりにくいですがスモークタイプのダークLED、この年式だとオートで照射範囲を調整するマトリクスタイプです。
テールパイプもダークフィニッシュ、ここまでが通常の「ネリッシモ」。
加えてBピラー、サイドミラー、ドアハンドル、フロントスポイラー(グランスポーツのみ)がカーボンに。特にドアハンドルはノーマルだと(なぜかボディ同色ではなく)クロームなのが好きではなかったので良かったです♪
そしてホイールがグロスブラックになる、というのが「ネリッシモカーボンPKG」で・・・お値段70諭吉越えです(^_^;)
ちなみにコチラが以前Dラーから一泊二日でお借りした試乗車。比較すると表情が違いますよね。
クロームも通常は明るいシルバーなのが比較すると分かるかと思います。・・・そしてドアハンドル、やはりボディ同色の方がイイ気がします(^_^;)
ということで、元々はこんな感じで20インチ「ウラーノ」ホイールを履いていました。交換前に撮り損ねたので、写真は販売時(お店もバレバレでしょうか・笑)のモノですが・・・
こちらの方が好き、という方もいらっしゃるでしょうね。ワタシも今見るとコレも良いかなと思います(汗 が、「ホイールまでブラックで黒ずくめ」、というのは本来あまり好きじゃないのと、お借りした試乗車が履いていて「デザインがカッコイイな」と気に入っていたのもあり・・・
純正OPの21インチ「アトランテ」ホイールをヤフオクにてゲットw いつものスペシャルショップでタイヤを新品にしていただいて、納車後即交換しました。ちなみにこのホイール(スピードライン製鍛造)、あとから買おうとすると確か一本37諭吉以上すると思います(滝汗
タイヤも(BMは最後の頃は安価なアジアンタイヤだったりしましたが・笑)ピレリのPゼロ、マセラティ公認の純正を奢りました。サイズはF245/35、R285/30とスーパーカー並み(汗
続いて内装です。色はやはりヨメの希望通り赤。ちょっと派手だと思うんですが、黒/赤はQP(特にグランスポーツ)ではテッパンの組み合わせのようです。
シートベンチレーターと合わせてOPのドリルドのナチュラルロッソレザー。ベンチレーター付きって初めてなんですが、凄く快適ですね~(^_^;)
外装に合わせて、インパネやコンソールなどが(通常ネリッシモPKGだとピアノブラックになりますが)カーボンになる、「インテリアカーボンパッケージ」で仕上げてあります。
後期でも、特にMY2019からシフトレバーがスリムでシュッとした形になり、操作性も向上しました。(コレ以前は丸くてボテッとしています)
サイドシルのスカッフプレートと・・・
「スポーツステアリングホイール」にカーボンインサート。
さらにシフトパドルがカーボンに。パドルはコラム固定式です。ここまでがインテリアカーボンPKG。
アルカンターラルーフライニングはAピラーやサンバイザーまで含まれ、運転していてその質感をかなり実感します。
そして人気OPの電動サンルーフ。
後席はさすがの広さ・・・と言いたいところですが、SクラスロングならリクライニングやOPでフットレストも付けられると思うと、もっと広くてもイイ気がします(^_^;)
「4ゾーン・オートマチック・クライメート」。前後左右独立調整可能なオートエアコンですね。
Bピラーにも送風口があります。
BOWERS & WILKINS サウンド・システム
・・・と、あとOPとしてはセーフティとドライブアシストに関わるモノとしてサラウンドビューモニター、ACC、アドバンストブレーキアシスト、歩行者認識、交通標識認識がセットになった「ドライバーアシスタンスパッケージ」が組まれています。ボディが大きくLHDなので、サラウンドビューは駐車時役立ちますね。
各々金額を調べて計算していませんが、OP総額は(ポルシェと違いw)この車種としてはかなり高額な方だと思います。特に「ネリッシモカーボンPKG」は装着している車両は、個体選びをしていた半年くらいの間に装着しているのを見たのはこの個体だけでした。
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ただし唯一の、そして最大の不満といえばLHDであること(4駆のSQ4だけは機構上LHDのみの設定ですが、他は選べます)・・・本当はもちろん(特にヨメが未経験ということで強く希望し)RHD優先で探していたんですが、なかなか条件に合う個体が見つからず・・・ワタシとしてはOPなどこの個体の仕様に魅力を感じ、試乗するまでかなり渋っていたヨメも最終的には「まあ慣れればなんとかなるか」ということになり(笑)、コレに落ち着きました。
ドライブしてみてのインプレッションは・・・まあ、大体皆さんの想像通りではないでしょうか(笑) 2tオーバーの巨体ながら、3リッターV6ツインターボ、Sなので430PS。出足こそ重さを感じるものの、踏めば速いです(^_^;)
改めて感心したのは乗り心地。21インチの285/30なんて超扁平を履いていますが、「スカイフックサスペンション」が効いているのか、感触は硬いですが不快な突き上げ、ハーシュネスは上手く抑えられていると思います。スポーティセダンとはいえ、さすがにメーカーフラッグシップモデルですね。
コレに乗って燃費を気にする方はいらっしゃらないでしょうが(笑)、この辺の田舎道だとストレートが多くストップアンドゴーや渋滞も少ないので、購入からの平均で(大人しく乗って・笑)約7.5km/ℓといった感じでしょうか。都心などでは5~6kmになりそうかな?まあ、そんなモンでしょう。
やはりスタイリングも(ヨメも自分もギブリと「全然違う」と思っています・笑)カッコイイですし、装備や内装の品質なども当然ながら差がありますし、ちょっと無理してQPにして良かったなと思っています。せっかく安くないお金を払って乗るのに、毎日見たり乗るたびに「ホントはコレじゃない」思いをしたくないですからね~。
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結婚前からずっと「(自分のクルマとして)マセラティに乗りたい」と言い続けていたヨメも「子供たちは飲食禁止にして大事に乗る!」と言ってくれていて、長年の憧れを手に入れて満足そうですし、叶えられてワタシも嬉しいです(*^_^*)
ということで、全くサプライズにはなっていないかもしれませんが(笑)、以前からの予告通りメインの足車、入れ替えのご報告でした・・・が、実はコレで終わりません。次回、話には「続き」がありますのでそちらもお見逃しなく~(^O^)