残念な BMW 330i

BMWというと、もう過去の人になってしまったけれど杉浦太蔵を思い出します。これに乗るのが夢だったとか発言していたが国会議員の夢がそんな浅はかなものでよいはずがない。国民に奉仕すべき議員が、高級車を乗り回すなんてありえないことを理解できない貴重な存在で、バカモノの代名詞になってましたね。

BMWがかわいそう・・・

乗り心地を確保しながら限界性能が高く、限界を超えたときの挙動が穏やかで扱いやすい世界最高の足回りを持つBMWの5シリーズ。その弟分の3シリーズだと若干レベルが下がるけれど、それでも素晴らしいできばえ。それなのに、、、車高短にしてしまうとは・・・（ア然

車高を落として良くなるのは見た目だけで、街中を走る車としての機能性をまったく失う。ドイツの工業製品は機能性を高めて存在価値を表現しているわけで、機能性を失ったBMWは下品なやんちゃクルマでしかない。

自動車メーカーがコンピューターシミュレーションと走行実験を重ね、熟練のテストドライバーが絶妙にチューニングしたサスセッティングを台無しにしてしまう潔さには敬服しますが、なんだか、残念な光景でした。　乗っていたのが杉浦議員でなかったのがせめてもの救いか・。・