
先日秋葉原発のつくばエクスプレスに乗る前に時間があったので”あきばおー”でメモリカードの価格チェックに立ち寄りました。そうしたらSDHC class10 32GByte が2980円で売られてたので、衝動買いしてしまいました。1ヶ月前よりさらに500円の値下げです。
買っては見たものの特に使い道がなかったので、サイバーナビの動画記録用にしてみました。サイバーナビは最新のナビらしくSDカードに記録した音楽や動画をダイレクトに再生できます。発売が5年も前のV36の純正ナビには到底できない芸当なので、試しにチャレンジしてみたくなったのですが、土日の大部分の時間を割くことになろうとは・・・
まずは動画の対応フォーマットですが、MP4、AVI、MMVの3種類。MP4は携帯電話などでも使われる比較的小さい画面用、MWVは主にPC用で比較的圧縮率が高い方式。この二つでは特に新鮮味がないので、今回はAVIを選択します。AVIと一言でいっても、各種圧縮方式の総称のようなもので使われているコーデックは山ほどあります。その中からサイバーナビで再生できそうなのがDivXという圧縮方式です。
記録する動画はYoutubeでダウンロードしたPV(無料のプロモーションビデオ)を題材にします。YoutubeはFLV形式なのでそのままでは再生できず、DivXに変換しなければなりません。変換してくれるアプリを探し回って、ようやく見つけたのが『
BatchDOO!』というフリーウェア。これに辿りつくまでに半日かかりました(恥。
DivXというのがそもそもGPLライセンスのもとに開発されていた方式なのですが、開発途中で商業化する勢力とフリーウェアを目指す勢力に別れ、後者は
Xvidという名前をつけて開発を続けたのが、この方式をわかりにくくしています。
結論から書くと、簡単にDivX対応の動画を生成したいのであれば、本家が出しているアプリを有償で購入することをお勧めします。ネットで購入できて金額もわずか1980円なので、その他のアプリを苦労して使う手間を考えたら絶対にお得です。私はこれをケチったばっかりに随分と時間を浪費してしまいました。
フリーウェアは何種類かありましたが、DivX対応をうたいながらサイバーナビでは再生できなかったり、できても変換途中でハングアップししまうアプリとか、動作があやしいものがあります。なんとか成功したのが『BatchDOO!』というフリーウェアだったのですが、本家のものに比べて、変換が遅いしパラメータ設定に融通が利かないなどの弱点があります。変換が遅いのはCPU能力を50%程度しか使っていないからでして、本家の製品はCPU負荷100%で動作することを”15日間無料の試供品”にて確認しました。フリーのソフトといえども、複数のファイルを一括変換できるので使い方さえ理解すれば便利な動画変換ツールです。
もっと変換が早くて使いやすいフリーウェアをご存知の方はぜひ教えてください。
もし、これからSDメモリに動画をコピーしてサイバーナビで鑑賞したいという方がいらっしゃいましたら参考になれば幸いです。紹介したアプリのパラメータ設定は画像を確認してください。
パイオニアさんには、ナビスタジオのアドオン機能として変換ツールを用意していただきたかった・・・と思いますが、コスト削減でしかたないのかな!?
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AV | 日記
Posted at
2011/10/17 00:09:10