ヨコハマタイヤの失策

販売日が一度延期されたものの、すでに市場に出回っているはずのタイヤがいまだにどこにもない。車検前に交換したいので今月中に手配する必要があるためメーカーに問い合わせたら、出荷は開始したが品薄状態であることを認めた。

原因は今年の寒さにあるようだ。例年より雪が早い時期から多目に降り始めたため、スタッドレスタイヤの製造に追われサマータイヤを作る余裕がないそうだ。タイヤメーカーはスタッドレスは夏に生産して冬はサマータイヤを作っているのが一般的だが、今年のスタッドレス需要の予測を見誤ったということだろう。

そもそも11月にサマータイヤを新発売する計画そのものが失策であると思う。他社は6月頃にサマータイヤの新作を投入しているのに、ヨコハマはなぜ看板タイヤのアドバンをあえて11月から販売開始にしたのか理由を知りたい。