白内障 術後の視力

眼内レンズを交換して視力は両目とも1.2を確保できました。クルマの運転を含めて日常生活のほとんどがメガネなしで生活可能となります。ただし2焦点のレンズにしたものの、焦点があうのは無限遠から約30cmまでです。手元はぼやけてしまうので読書やスマホ操作は老眼鏡のお世話になります。これがトリフォーカス(3焦点)だったらもう少し近くまで見えたのかもしれません。

トリフォーカスのレンズの価格は2焦点のレンズとたいして変わりません。しかし、それを扱う病院はごくわずかで術後頻繁に検査に通うことを鑑み、やむなく妥協しました。自宅近くにトリフォーカスを扱っている病院がある方には、そちらが良いでしょう。ただし、トリフォーカスは先進医療特約の対象外なので、保険の特約に入っていても全額自己負担になります。

どこの病院でもトリフォーカスレンズを扱えるようになるには最低10年はかかるでしょう。それまでは保険適用外の先進医療扱い。軽度の白内障で手術をためらっている方は、トリフォーカスが先進医療から外れるのを待つというのもありがと思いますが10年も待つのはもったいないし、10年後に保険適用となっている保証はありません。

白内障が悪化して免許の更新ができなくなることもありますので、医師から白内障と診断されたら早めに手術を受けましょう。また、いま問題ない人は、先進医療特約に入ることを強くお薦めします。保険金100万円貰えるか否かは大きいとおもいますので。