2019年07月04日
眼の話
白内障の手術から約8ヶ月経過しました。メガネ不要の生活を満喫しているのですが術後に知った学説を紹介します。
①白内障発症と高脂血症の関係
80歳までには100%の人が白内障になるそうですが50歳代の発症は若年性白内障と区別され症例は少ない。
何故自分が? と疑問だったのだが、どうやら服用していた薬の副作用だったらしい。自慢ではないがコレステロール値は誰よりも高い。このためサラリーマン時代には毎月産業医に呼び出されコレステロール降下薬を飲まされていたが、それに含まれるスタチンという主成分には見逃せない副作用がある(※副作用を否定する学説もあります)。スタチン(レピトール)の副作用で有名なのは筋肉が溶けるというものだが、そのせいか飲み続けていたら関節が痛くなるなど体調が悪くなったので今は服用していない。さらにいえばコレステロールが高い方が長生きするなんて論文も発表されたりして何を信じて良いのかわからなくなりつつある。 現在高脂血症で薬を飲んでいる人は、副作用をよく確認したうえ医者と相談して服用を中止した方が良いかもしれません。白内障になったのはスタチンの副作用だと私の体が証明しています。
②人工レンズでボケ防止? 緑内障予防??
白内障は徐々に眼内レンズの白濁が進行するので発覚しても医者に行かない、或いは手術をあと延ばしにする人が多いようだ。視界がぼやけはじめたらメガネで補正することはできないので運転にも支障が出る。安全のためもあるが最近の研究では脳の老化防止に早めの手術が推奨されている。眼から脳に入る情報量は莫大だが白内障を放置すると眼からの情報量が減ることで脳の退化を促進してしまうらしい。ボケたくなかったら早く手術して良好な視界を取り戻しましょう。また人工レンズは水晶体に比べ薄いので眼圧を下げる効果があり緑内障予防にもなるそうだ。
メガネから解放されるメリットは大きいし生命保険で保険金が下りる期限もあるので、手術から逃げ回るのは得策ではない。デメリットとしては人工レンズは集光力が少ないので暗い場所で書類が読めないこととレンズ性能の限界により細かい文字が読みにくくなることくらいかな。
眼内レンズ交換手術を躊躇っている方、メリットが多いので早めの手術をオススメします。
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Posted at
2019/07/04 00:34:43
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