充電電力の制限は不要？

ZESP3ではどう計算しても経済的ではないのでZESP2の契約期限が終了する4年後にはリーフを降りることになるだろう。EVを買うときにお得だからと嫁に説明した論理が破綻するのだから仕方がない。ZESP会費は値上げしたとしても維持費がガソリン車よりお得という論理展開にみえるが、割高な車両価格の元を取れなければ通用しない。経済性以外のEVの価値は認めているが、クルマの基本性能はテスラが圧倒しているからあえて日産のEVを選択することはないと思う。

さて、4年後に買い替えるとするとバッテリーに優しい充電をする必要がない。時間効率を重視したいところだが車両側の充電コントローラーによって冬場は自動的に強い制限がかかる。

外気温8℃、バッテリー温度10℃、SOC=50%、44kw充電器で試したら30分で10kwhしか充電できなかった。距離にして約70km分。ZESP3の10分単位の充電なんて想像するだけで嫌気がさす。

充電電力のコントロールはパルス幅のデューティ比でクルマから充電器に指示しているそうなので、その信号をフックすれば簡単に充電電力が変えられる。シリアル通信のハード、ソフトをちょっとかじったことのある人なら簡単にデューティ比の変換ができる。 タイマー内蔵のシングルチップマイコン一つで済むだろうから部品コストは1000円以下、わざわざ作らなくてもプログラマブルコントローラーやパルス信号発生器で良いのかも！？