手指消毒用スプレーが手に入らない理由

ウィルス感染予防にはマスクより手指の殺菌消毒が有効らしいのでアルコールスプレーを近隣のスーパーを回って探したのだが、どこにも売ってません。正確には1つ見つけたのですが500mlボトルが3000円オーバーのぼったくり価格です。中身は薄めたアルコールのくせに、高級な日本酒より高い。おそらく原価は100円にもならないものを3000円で売るつけるとは酷すぎる。


調べてみるとアルコールは原材料が逼迫しているわけではなく、それを入れるスプレー付きのボトルの生産が追い付いていないようだ。ちょっと特殊な形ではあるが簡単に量産できるはずのプラスティックボトルが足りないというのに違和感を感じます。また中身だけ入れ替えて使えるようにすれば、スプレーボトルがボトルネックにならないはず。


なぜ店頭からアルコールスプレーがなくなったのかさらに調べてみると、需給が逼迫しているので商社が医療現場に優先的に納入していることが判明、そして医療現場では衛生上の理由でスプレーボトルの再利用を禁止していることがわかった。

これこそスーパーの店頭からアルコールスプレーが消えた理由だ。医療現場でスプレーボトルの再利用を認めれば、これほどまでに一般消費者が困ることはないのだから、ぜひともスプレーボトルの再利用を推進して欲しい。これは政府主導でなければ実現しないだろう。