贈与非課税特例の２年間延長

昨日記載した贈与税の非課税特例は今年３月末で終了予定だったが２年間延長することになるようだ。驚くことに3つの特例を同時に使うこともできるらしい。三人の子供や孫がいれば合計1億円以上の資産を非課税で渡せるということは５千万円以上相続税の節税ができる可能性があるということ！！

しかし利用は低調みたいですね。

高齢者がケチというわけではなく、おそらく自分の手元資金が少なくなるのが怖いのでしょう。

また金持ちはこの制度を使って相続税を節税するより投資に回した方がより多く資産を残せると考えているかもしれません。

家族関係が希薄化し家族で助け合いながら子供を成長させるという意識や余裕がなくなり、若者は夢を追い新しいことにチャレンジする意欲がなくなってきたこと、それぞれの相乗効果により政府の思惑通り減税特例が使われないのだと思う。

余裕のあるリタイア世代は頑張る若者を応援しよう。
それが経済活性化にもつながり日本経済が発展するのなら、良い制度だと思う。相続税で国庫に収用され米国に投資されるよりはマシだと思うのです。