損益通算

損益通算とは一定期間内の利益と損失を相殺することです。上場株式等の投資を行って利益（譲渡益や配当など）が出た場合は税金（分離課税約20%）がかかりますが、一方で損失が出た場合には利益から差し引いて、その分だけ税金を減らすことができます。

これを利用し、含み損を抱えたままの株式を売却して損失を確定させ、年間の利益を圧縮することで分離課税で支払った税金を取り戻すことができます。持っていても上がる見込みのない株は年内に売ってしまった方がお得なのです。

今日はその損益通算ができる年内最後の日。税金を少し返してもらいます！

問題は底値付近で含み損を抱えているが、年明け早々に上がるかもしれない株。損益通算を取るか、株価上昇にかけるか、、、これは投資家の勘に頼るしかない。プロでも当てることは極めて難しいので毎年末に唸ることになります。全ては自己責任、これが株式売買のルール。

損益通算で損切りを躊躇なくできたら投資家上級者の仲間入りです。