アリアの品質があがった

初期に生産されたアリアの塗装品質は褒められたものではなかった。外光の入射角度によっては細かいウロコの模様が見えた。表面のクリア塗装の平滑度はまともだったので物理的凹凸はないが、液垂れしたような下塗りにガッカリ。

ところが先日納車されたアリアは鏡面精度が格段に向上しレクサス並になっている。樹脂と金属パネルを同時に塗装する塗装ブースがようやく軌道に乗ったのだろう。

更に気になっていた水切りモール、ウェザーストリップの設計が根本から見直されたようで、ドア内部への水の侵入が極限されてます。

どちらも日産車全体の品質の底上げに寄与するだろうから今後登場するクルマにはかなり期待ができる。

頑張れ日産！

【オマケ】
販売台数は多くないのでさほど利益を生んでいないかもしれないが、アリアの開発によって得られた知見により日産車全体の品質が上がるので長い目で見ればターニングポイントになりうるクルマかもしれない。