USスチールが潰れるよ

米政権、日鉄・ＵＳスチール合併に懸念　中国の過剰供給巡り

日本製鉄によるUSスチールの買収は米国内の政争の具となってしまい実現が難しい状況。日本製鉄の買収提案は米国サイドを慮り過ぎるほどの条件となっていて、いったい日鉄が買収する価値があるのかわからないほどの好条件だった。これを大統領並びに大統領候補全員が蹴るのは経済的メリットを無視してメンツを重視したとしか考えられない。確かに鉄は国家なりという時代もあったが今は時代が違う。製鉄所が米国内にあり雇用が保証されるのなら買収による損失は米国には存在しないどころかメリットだらけ。

技術力、資金力など有意に立つ日鉄の素敵な提案を蹴るのは自由だが、それは米国の鉄鋼産業の衰退に直結する。

日本製鉄にとっては他企業を救済して文句をつけられたら何のための買収かわからない。それならさっさと買収提案を撤回した方が良かろう。

日本製鉄が撤退したら米国は中国の安い鉄に頼らざるを得なくなるが、それでは余計に安全保障上のリスクが高まるだけ。

米国の政治家は頭が悪いとしか思えない。
最近の政治家の発言を受けてUSスチールの株価は暴落、このままでは倒産するぞ。