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吸気ダクトに盲腸のように接続されているレゾネータ（共鳴管）は、通常　吸入空気の脈動音を打ち消す為に装着するのですが、V36の場合はこれを使って、積極的に気持ちよい音を響かせるようにチューニングしています。もちろんエンジン回転が４０００rpm以下の低回転のときには、吸気音なんて一切聞こえませんが、高回転領域で加速状態になると”クォーン”と心地よい雄叫びをあげます。それほど大きな音ではないので注意深く聞いていないと感じないレベルですが、音の出る原理を知ってから、この音を聞くのが楽しみになりました。でも、あんまりやりすぎると、燃費悪化が激しいのが玉に瑕。。。

マフラー交換したり、社外エアクリーナーを装着してしまうと、多分この吸気音はかき消されてしまうでしょうから、なかなか吸排気系をいじる気になれません。。。もったいなくて（笑

パワー競争が終わった今の時代、感性を刺激するレゾネータを使った音質チューニングは今後他の自動車メーカーもやってきそうな予感がします。