2010年09月05日
グリップと乗り心地を高次元で成立させたタイヤはメーカーの開発力が最も問われるの分野ですが、意外と選択肢が少ない。これは、売りにくい製品であることと、開発費がかかる割りに高い価格設定ができないことにあります。レグノのようにブランドを確立したタイヤであれば、結構高い値札をつけて売ることができるけれど、そうでないと中途半端な製品に見えてしまい、消費者としても選びにくいタイヤになってしまうから。私が欲しいのはRE050とREGNOの中間の性能を持ったタイヤなのですが、カタログだけだとそれを判断するのは極めて困難ですね。トレッドパターンからある程度性能を予測できますが、ゴムの違いは実際の走って見ないことにはわかりません。安い買い物じゃないし、2年6万キロつきあう予定なので、自分の車に装着して実際に評価してみたいものです。以下は購入候補。
Bridgestone : S001,RE050
REGNO
YOKOHAMA : Earth-1
ADVAN SPORT
DUNLOP :VEURO
DIREZZA DZ101
LE MANS LM703
Michelin : Primacy LC
TOYO : PROXES C1S
NANKAN : NS-20
HANKOOK : VENTUS V12 evo
FALKEN : ZIEX ZE912
PILLELI : 該当製品なし
RE050よりもコンフォートよりで、REGNOよりもグリップレベルが高いものをピックアップすると候補は下記3つ。
S001(29,830円) : RE050の正常進化版なのでコンフォート性能が上がっているはず。
Primacy LC(28,272円) : 世界一のタイヤメーカが作るプレミアムタイヤに期待。
ZIEX ZE912(13,170円) : 現在フロントタイヤに使っていて、なかなか好感触。
コストパフォーマンスはFALKEN ZIEXが圧勝ですね。ブランド力にあぐらをかいて、コスト削減努力をせず、強い販売店支配力を利用して値崩れしないように監視しているブリヂストンのやり方が気に入らないので、S001の性能を評価できてもメーカーとしてはまったく評価できない。このままではJALの二の舞になってしまうので、応援の意味を含めてブリヂストンを敬遠しようかと考えています。
初めて買ったタイヤがSF-310 TURBOという奴で、CMに釣られて衝動買い。185/70R13という今から見ればコンパクトカーに装着するようなサイズですが、セリカに装着して格段にあがったコーナーリング性能に満足していました。青春をともにしたタイヤメーカーだからこそ、厳しく応援したい。
Posted at 2010/09/05 14:57:02 | |
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