
SONYのDSC-RX100というコンデジを使っていて、だんだん撮影のコツがわかってきました。
一般的には室内撮りでフラッシュを使うと赤目になったり肌色が白とびしたりするし、いかにも写真撮りましたという閃光が好きではないので、通常はフラッシュ機能をOFFにしています。現在使っているコンデジはセンサーが比較的大きくレンズのF値もそこそこなので室内撮りは得意のはずですがオートのままだと被写体ブレが発生しやすいようです。原因は室内撮りだと1/30秒までシャッタースピードが落ちてしまうことがあるから。一眼レフを使いこなしている人ならばシャッタースピード優先にして撮影するのでしょうが、バカチョンに慣れてしまっているとマニュアル設定は面倒です。 なんとか簡単に設定できないかと説明書を読んでみたらカメラ側に適した撮影モードが用意されていることを最近気がつきました。
その機能とは、シーンセレクションで”人物ブレ軽減”を選択すること。フラッシュ発光が自動的に禁止され、シャッタースピード1/250は基本、ISO3200を上限にして動作します。極端に暗くなるとシャッタースピードは1/250以下になったりISOが25600まであがることもあるようですが、室内に明かりがついている場合にはISOが3200を超えることはないようです。単なる高感度モードと違うのは6枚連写して重ね合わせることでブレやノイズを軽減すること。絞りにして2段分の効果があるとのことで効果抜群ですね。ただし、このモードはシャッター後の処理が0.5秒くらいかかるので連写できません。
これとは別に”高感度”というモードがありますが、こちらはISO3200を基本に、シャッタースピードを変化させる仕様のようです。また重ね合わせをおこなわないので、ノイズは若干大目になるかもしれませんが、重ね合わせ処理に時間を取られないので連写できます。明るいとシャッタースピードをどんどん上げていくので、相当動きの速いものでも被写体ブレをおこしません。
少ない撮影枚数で失敗を少なくするには”人物ブレ低減”を選択、がんがんシャッターを押してチャンスをものにしたいのなら”高感度”をシーン選択するのが良さそうです。そして”プレミアムおまかせオート” と ”おまかせオート”のバカチョンモードは室内では使わない方がよい・・・というのがこのコンデジに対する私の結論です。フラッシュをオートにしていても、シャッタースピード1/30、ISO800を越えるような暗さにならないと発光しないので、被写体ブレが避けられないから。
まだまだこのコンデジを使いこなせていませんが、室内撮影には”人物ブレ低減”を選択することをおすすめします。おまかせオートで自動的に人物ブレ低減モードになってくれるのが一番なのですが
、いかがでしょうか > ソニーの開発者さまへ
写真は本文とはなんの関係ないのですが、秋の箱根ドライブの休憩中の一コマです。
Posted at 2012/12/30 19:02:22 | |
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