2013年03月13日
いつかは起こるのだろうとは予想していましたが、みんカラ始まって以来の物騒な事件が勃発。 ひとことで言うと”車上荒らし未遂事件”ですが、被害者と容疑者が顔見知りで共にみんカラのユーザーであるという点で特異な事件です。 ここまでなら大した事件でもないのですが、現行犯で容疑者を取り押さえ警察に突き出したにもかかわらず、警察が立件しなかったことから被害者が激怒して、みんカラ内で拡散をしてしまった。 容疑者の顔写真、家族の写真、所有しているクルマなどが明らかになり、それはやがてみんカラ以外でも拡散が始まり、いまやネット上に写真が氾濫してしまいました。いわゆる”まつり”状態で、もはやこの容疑者はネット上で死刑宣告を受けたようなものです。本名や会社名がつきとめられるのは時間の問題で、働いている会社からは解雇され、奥様とは離婚せざるをえないことになるのでは? そうなると本人は自殺してしまうかもしれません。 幸せな家庭が、ちょっとした出来心で家族を巻き込んで地獄へ落ちていく、あまりにも悲しい事件となってしまいました。 被害者の怒りは察するに余りあるものがありますが、死に追いやるまでの犯罪ではなかろうかと思います。 ネット上にこの犯罪を拡散することを手伝ってしまうと、人間の生死にかかわる問題に首を突っ込むことになりかねませんので覚悟が必要です。
容疑者は素直に犯罪を認め相応の処罰を受けるべきで、今回の犯罪を擁護するつもりは一切ありませんが、ネット上でのさらし首については、刑としては重すぎるような気がするのです。一度ネットにさらされると消すことは困難で、良いことも悪いことも一生ついてまわります。軽い気持ちで書いたり、流通させるのは大変危険である・・・ということを感じた次第です。 今回の件でいえばネットへ拡散の前に、警察に対して不起訴に関する異議申し立てをすべきだったと思います。また、いまさらではありますが、容疑者は誠意を持って被害者にお詫びして欲しいものです。双方に一生消えない心の傷ができてしまったのだから。
みんカラに自分のクルマや装備をUPしていくことが犯罪を導いてしまったとも考えられ、今後のサイトの運営や個人の参加に対し一石を投じた事件でした。 今後はセキュリティーを強化し、盗難を誘発するような書き込みは慎むことにします。
Posted at 2013/03/13 11:36:13 | |
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