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若者がクルマを買わなくなったといわれるようになって久しいのですが、それでもクルマを買う人がいて、家族の事情で乗り換える人は確実に存在します。

うん十年前のクルマ好きの乗り換えといったら下記のような流れが主流だった気がします。

　２ドアクーペ　→（子供ができて）→　４ドアセダン又はRV　→（両親と同居）→　大型のミニバン

ところが最近は下記に変化しているように感じます。

　軽自動車又はプリウス　→　（家族が増えて）　→　小型のミニバン　→（収入が増えて）→　外車　

小型のミニバンは７人乗りのシエンタやフリードのようなクルマで両側スライドドアが必須。　懐に余裕ができると今度は見栄をはるためにBMWやベンツが欲しくなるようです。

２００万円程度の軽や小型のミニバンばかりが売れて、他の車型の国産車は見向きもされない。
そこに高価格のEVなんて入り込む余地はない。　

ただし”電気自動車は欠点があるから売れない”とみるべきではなく、”ニーズにあった電気自動車が存在しないから販売が伸び悩んでいる”ということではないでしょうか？　　（欠点があってもEVに乗り続けている人が私を含めて少ないながらいるのだから）

まずは軽自動車相当の価格のEVと、７人乗りのEVミニバンが持ち球としては最低限必要となるのではないかな。　その上でEVだと”こんなに便利で快適で経済的”ということを自信をもって案内できるような売りが必要。　売り＝セールストークと考えればジャパネット高田の社長にEVを売ってもらうのが手っ取り早いかもしれませんｗ

やみくもにでかいバッテリーを積んで走行可能距離を伸ばしたって状況はあまりかわらないと思うよ。。。それよりも、

エントリーEV　→　小型EVミニバン　→　（テスラを超える）スーパーEV　

という流れを確立して欲しいものです。　そうすれば地球環境にも優しいのだから。