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エンジンと補機類、モーター、インバータを強引に押し込んでいるのでエンジンルームは手のひらも入らないくらいぎっしりつまっている。まるでレイアウトルールを無視したような詰め込み度合いですが、きっとこれはマイナーだからこそできた技かもしれません。新規で設計していたらきっとCADエンジニアは入りませんと根をあげていたに違いない。

この詰め込み度合いはZ32フェアレディZ以来かも。Z32は日産車体で設計、製造されたのでレイアウトルールなんてあつてないようなものですがノートは日産本体の設計なので、工場を含めて社内調整は大変な苦労があったはず。設計エンジニアを尊敬しますよ。ただベルト類の交換はとっても大変そうで、整備士泣かせのクルマかもしれません。

バッテリーが見当たらないので探したらリアのスペアタイヤを格納する場所にありました。スペアタイヤを積まなくて良いようになった法規改正もラッキーでした。

リアにバッテリーを積むのは前期のR33スカイライン以来かな。重量配分には好都合ですが、カーゴスペースの床がやや高くなってしまったのはちょっと残念。ガスが室内に入らないように密閉式のバッテリーを使っているので交換は高くつきそうですが環境条件が良い場所なので5年くらいは持つと推測します。

なかなか凝った作りのクルマで感心しました。