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古いクルマでも大切に乗り続けたいという要望はあるだろうし、そういったユーザーを支援するメーカーの活動を否定はしない。 但し熱狂的な一部のマニアを救うのか、より多くのユーザーを救うのかを天秤にかけたら、どちらを取るべきだろうか？

R32GT-Rはせいぜい1万台が生き残っている程度。それに対して初代リーフは40万台を越える。そしてそのリーフはバッテリーが劣化し、まもなくゴミ同然になる。それを救わずしてヘリテージ活動を宣伝するメーカーのスタンスは残念と言わざるをえない。

有償バッテリー交換は可能だが66万円も払っていまさら24kWhを買う気にはならない。30kWhのバッテリーを積んだ程度良好のリーフが130万円程度で売られているからね。製造コストが下がった分をメーカーの利益とせずユーザーに還元して50万円以下にするか、40kWhを100万円以下で販売しなければクルマを大切に乗り続けたいという要望にこたえていない。GT-Rを救ってリーフを切り捨てるのがヘリテージなのか？と問いたい。