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所得が半減した人に30万円配布から国民全員に10万円を配布に変更された。一見公平になった様ですが実は不公平な借金を背負わされたことに多くの人が気がついていない。

自分も貰えると喜んだ人は多いだろうが、単純に背負わされる借金が3倍に増えたと考えた方が良い。

前者であれば4兆円であったが、後者ではなんと12兆円の予算となる。もちろん財源は税金。もともと国の財政は赤字だから赤字国債を発行して予算を確保し10年かけて税収で返却しなければならない。個人にフォーカスしてみると、貰った分だけ税金が増えるのであれば文句はでないが、税金を払うのは就労納税者で人口の半分以下。 貰い逃げする人が6000万人以上いるのである。単純計算すると50歳以下の会社員は10万円貰って20万円の借金を背負うことになる。借金には利子がつくので10年かけて30万円近くを返却することになる。10万円貰って喜べるのは高齢者だけだろうが、年金で生活している高齢者に10万円渡してもタンス預金になるだけではないかな。


困っている人に必要なお金が回るのであれば我慢できるが、困っている人は10万円では全然足りないはず。結局は政治家の人気取り政策に過ぎないことは明らかだが、多少の経済対策にはなるかもしれない。受け取った金は溜め込まずにさっさと使いきりましょう。