2020年05月19日
最近巷で良く使われているニューノーマル、日本語ではコロナ渦での新しい生活様式ということらしい。メインはフィジカルディスタンシングを保つことなんだろうが、大きな変化には感じない人も多いはず。しかし、これを厳密に経済界に置き換えるとかなりのインパクトがあり業種によっては破滅への一歩になるかもしれない。
下記は今後厳しいであろう業種です。
①旅行、観光業
特にバスを使った観光チャンスは壊滅的に失われるだろう。
海外旅行は2年間程度我慢せざるをえない。
⇒自動運転のシェアカーに勝機ありか?
②大規模なライブ活動、スポーツ観戦の自粛継続
スポーツ観戦は自宅のテレビ、ライブなどのエンターテインメント産業は絶滅。
⇒DAZN、NETFLIXなどのストリーミング放送へ
③外食産業
バー、クラブはクラスターの代名詞ではあるが、我慢できない人が続出して元の活況を取り戻すだろうと思う。小規模の居酒屋も同様だが、ホテルの大宴会場を使うことはほとんどなくなる。ファミレスなどは席を間引くことで利益率の低下は避けられない。
④不動産
顧客の収入減少によりタワーマンションなどは家賃を下げざるをえなくなる。ただし投資目的の区分所有は都心に限り需要は減らず価格も下がらない。
⇒価格が下がったら不動産投資のチャンス。
⑤リモートワーク
ようやく日本でもテレワークが根付きつつあるが、IT投資が企業の重荷になるだろう。
⇒IT関連株はさらに上昇
⑥アパレル産業
巣籠もりが洋服の需要を押し下げる。
⇒業界の淘汰が進むだろう。
⑦スポーツジム
自宅でのオンラインスポーツへ。
⑧海水浴、プール
諦めましょう。
⑨百貨店
ネット通販で代替ができるものは必要なし。
⑩クルマ業界
長距離、多人数の旅行は少なくなり県内での移動手段でしかなくなる。
ミニバン、大きなSUV、高級セダンはその価値が低下し、益々軽自動車有利。
⇒短距離チョイのりが得意なEVが見直されるかも!?
ニューノーマルというのは元に戻らないということと等価なんだと思う。
そこに従事する人達は覚悟をもって業種転換を考えた方が良い。
Posted at 2020/05/25 18:58:04 | |
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