2020年06月14日
シエンタ(2WD)のスペックを比較してみる。
________________ガソリン___ハイブリッド
エンジン出力_____80kw______54kw
モーター出力_______________45kw
エンジントルク___136Nm_____111Nm
モータートルク_____________169Nm
燃費_____________20.2km/L__27.2km/ L
電池容量___________________6.5Ah
車両重量_________1320kg____1380kg
ここから見えてくるのは発進時の総合トルクが大きいハイブリッドが街中では走りやすそうだが、駆動用バッテリーが凄く小さいのですぐにモーターのアシストは失われるだろうということ。
モーターのアシストを失うと極めてパワーの低いエンジン(54kw)のみで走行することになり、車重が重たいこととあいまりスポーティーな走りはできない。高速道路走行時にはモーターは減速時の発電機にしかならないはず。
シエンタは走りの良さで選択するならガソリンエンジンを選んだ方が良さそうだ。
価格差が40万円もあるので燃費の違いで元を取るには毎月1000km程度の走行だと5年以上かかる。
このクルマ、ハイブリッドを選んじゃいけないことがわかる。トヨタのハイブリット車はユーザーに先行投資させて会社が最初に儲ける仕組みでユーザーは徐々に余計に支払った投資を燃費で回収するのだが、多くの人は回収できず次のクルマに乗り換えることになる。エンジンパワーが低いため走りは絶望的で運転が楽しくないが何故か日本人は喜んでトヨタのハイブリットを買う。ガソリン価格が高いときにはそれでもありがたみがあったが、現在のようにガソリンが安いと何のためのハイブリットなのかわからなくなる。
ほとんどの日本人はトヨタに騙されているといえよう。
【おまけ】
国内にはトヨタファンが多いのでこんな事書くと反感を買うでしょうね。排気量の大きなレクサスなどのハイブリットは素晴らしいと思いますし、最近出たRAV4 PHVは"ハイブリット=かったるいクルマ" という構図を塗り替える意欲策だと思います。
Posted at 2020/06/16 01:26:48 | |
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