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進む世界のEVシフト。激安中国勢の進出で日本車は窮地“国内でしか売れない”

中国や韓国のEVを賛美するような記事が多くなってきたが、本当に買うに値する車を作っているのか？

①リチウムイオンバッテリー
日本が素材技術や特許を多く保有するリチウムイオンバッテリーだが、製造に必要な商業用電力を国策で安くしたり(韓国)、現場で働く人の工賃を安くしたり(中国)で、日本とはまともに競争できない有利な立場で製造している。別に驚くようなことではなく、日本は安く調達できれば良いだけ。レアアースから電池用の材料を作ると99%は有害なゴミで、これを採掘時に処理せず捨てるから環境汚染は半端ない。まともにやったら電池は安く作れないのです。

②クルマの安全性
クルマは何よりもまず安全な乗り物でなくてはならない。簡単に燃えるようなクルマは日本にはいらない。

③航続距離以外の評価軸
航続距離が長ければ良いクルマということではなかろう。例えばカーナビ。迷子にならない程度のものならGoogleマップでも良いけれど、日本の道路事情にあったキメ細やかな案内は日本製のカーナビエンジンを使わなければ無理。ベンツやBMWはすぐに気がついてアルパインなどからカーナビエンジンを調達しているがテスラなどの新興メーカーはまだ気がついていない。ゼンリンの地図もネット用は古く粗いものしか提供していないから、日本のカーナビメーカーが使うデジタル地図とはレベルが違う。


不公平でレベルの低いクルマが日本に溢れないことを祈るばかりです。