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最近のクルマで車載ソフトウェアの不具合が多発している。国産車も例外ではなくトヨタ、ホンダ、日産ともに出来の悪さに辟易しているユーザーは多いはず。

原因は明らかでソフトウェアが恐ろしいほど巨大化してしまい、人間には全容を把握できず完成度を上げることができないため。優秀なSEが多くいたとしても不具合の原因を特定できず、対策が後手後手に回っている。マイクロソフトのWindows OSは永遠のベータ版と揶揄されているが、かなりそれに似てきた。

不具合の原因は多種多様だけど人間がそれを予期するのは不可能。人間に代わってソースコードを自動的に修正してくれるような開発環境の整備が必須だろう。例えばタスクの衝突によるスタックオーバーフローの防止なんて簡単にできそうなものなのに、それができないのはなぜでしょうね。

【オマケ】
最近のリコールでなぜ？というのが一つ。
それはオートドアロック後の作動灯が所定時間より1秒長く点灯するというもの。発生原因はポカ？

さらに笑えるのは4秒間の点灯時間を3秒に短縮するだけなのに、修正時に別の不具合を織り込んでしまうというおまけ付き。

事件は現場で起きている。

リコールの連絡があってもソフトウェアの更新はしばらく様子を見るというのがユーザーができる防衛策かも知れない。販売店はリコール入庫をせかすでしょうが、仕事が忙しいとかいっておけばお互いの気分を害することはないかとw

元開発者として言わせてもらうとプログラム本文にマジックナンバーを書き込まず#defineを使って固定値をヘッダーで定義しておけば、こんなミスは起こらなかったと思うよ。