
金曜日に会社で後部のバンパーをぶつけられ、今日は代車の250GTで200kmほどドライブしてきました。まず、乗り込んで気がつくのは、ステアリングがウレタン、シートは電動スライド付きなのにランバーサポートがついていない。これだけで、まずがっかり。おまけにステアリングのチルトは手動でテレスコがついてない↓↓
気を取り直してポジションをきめて走り出すと、出だしはGood。発進加速はトルクの細さは感じず、意外といけます。乗り心地と静粛性は、250GTの圧勝ですね。燃費は高速の80km/h巡航だとなんと16km/Lを越えます。どうやっても15km/Lを越えることができなかった3.5Lのエンジンより燃費性能は格段に優れてますね。単なる移動手段としてみれば350GTの立つ瀬がありません(汗
しかし、どうもしっくりこないのが足回り。サスのダンプ特性はスカイラインらしくしっかりしているのだけれど、どっしりとした安定感がないというか、重心の高さを感じます。350GTの路面に張り付いているような安定感とは雲泥の違いですね。タイヤの扁平率の問題なのか、スタビライザーの違いなのか、車両重量のせいなのかはわかりませんが、、、
エンジンは踏み込むとあっという間に7500rpmまで吹き上がるのは良いのですが、加速度がついてきていない感じ。つか350GTだと7500rpmまで回したら、蹴飛ばすような恐ろしい加速力を伴うので、普段そんな運転は絶対しないんですが、250GTは常用回転として使っても怖い思いをすることはないでしょう。軽い吹け上がり、音も静かでバランスのとれた良いエンジンだと思うのですが、ATがずるずると滑って駄目。緩すぎてアクセルとエンジンが随分と離れているような感覚です。同じATでもセッティングがまるで違いますね。350GTはアクセルの裏にエンジンが直結しているようなダイレクト感があり、その代償として、出だしがやや唐突になり気味、振動も比較的伝わってきます。不思議なのは4速と5速へのシフトアップポイントが250GTの方が500rpmほど低いこと。トルクのある350GTの方が、高いのはなぜ??
さらに250GTは30km/h以下に減速してから再度加速しようとすると、まずズルズルとATがすべりエンジンの回転がある程度高まったところで、ドンってつなぐので、都内ではぎくしゃくした運転になりがち。これは慣れかもしれませんが、ATが滑って加速しない瞬間が多く、運転のリズムを狂わせます。
総じて250GTはジェントルでファミリーカー的、350GTはどう猛な野獣といったところでしょうかね。どっちが楽しいかといわれれば、350GTの圧勝だと思います。同じシャシー、同系列のエンジンでこんなにも車の特性が違うとはびっくりしました。
そうそう、パドルシフトになれちゃうと、それがない車は不便だと感じます。最初はいらない装備と思っていましたが、今やパドルなしでは楽しいドライブができませんゎ。それからオーディオはBOSEじゃないと満足できません。これって贅沢病かしらん。
Posted at 2009/09/27 02:00:18 | |
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