
息子のスマホ買い替えのためYAMADAに行ったらYAMADA SIMなる見慣れないコーナーを発見。 いろいろ説明を聞くととにかく安い。端末はもちろん、毎月の支払が大手キャリアの半額以下。 回線はドコモなので通信可能エリアに不安はない、、、。 怪訝な顔をする息子を尻目に、LINEが使用する主なアプリならば問題なかろうと決めちゃいました。 息子を人柱にするなんて、ちょっとひどい親なのかなww
通信事業者はMVNOのU-Mobile、通信端末は主に中国のSIMフリー機という組み合わせのヤマダ独自ブランドのスマホ事業がYAMADA SIM。 通信料金体系はU-Mobileのそれを踏襲しているので目新しさはないが、各種サポートを全国のヤマダで受けられるのが最大の魅力。 SIMフリー端末はまだマニアのみが買うような類で、何がおこるかわからないから。
購入後、すぐに問題だと気が付いたのはLINEの年齢認証。 LINEの年齢認証は、電話番号+暗唱番号を使って大手3大キャリアから18歳以上か否かの情報を取得する仕組みです。ということは3大キャリアと契約している人でなければ年齢認証ができず、結果としてLINEのID検索機能が使えない。ID検索で年齢認証の目的は青少年の保護とはいえ、その確認方法が3大キャリア契約者に限定されてしまうのは困りますね。 メッセージのやり取りはできるのでLINEが使えないというわけでなないのですが、下記の方法で機能制限を解除できることが分かった。
①ドコモのスマホを用意し、SIM(UIM)を取り出す。
②SIMフリー端末にドコモのSIMを挿入。
③ドコモの電話番号と暗証番号でLINEの年齢認証をパスする。
④端末のSIMをもとにYAMADA SIMに戻す。
書くだけだと簡単だが、実際にこれを素人が行うのは困難です。
まずドコモ端末のSIMですが、私のExperia Z3から取り出すのは簡単ではありません。指の爪をうまく使って引っ張り出すのですが、かなりコツがいります。これは爪の長い店員にお願いしました。 また取り出したSIMの形状が若干小さいので、専用のアダプターに挿入してから、SIMフリー端末に挿入します。 そのアダプターも今回はヤマダ側で用意してもらうことになりました。 その後ネットワークに接続してアプリ起動という段取りですが、ネットワークオペレータの選択枝にドコモが出てきません。 結果として携帯回線での接続ができないので、YAMADA店内の無線LANに接続してドコモの年齢認証を受けました。
SIMフリー端末の利用は安さの代償としていつどんな問題が出るかわからないといったことが不安材料ではありますが、マニアにとってはそれが面白い点かもしれません。
面倒なことを避けたいなら大手3キャリア、安くてもそれなりのサポートを希望するならYAMADA SIMってところでしょうか。 完全に管理されたi-Phoneとは別世界で、自由と安さを武器に今後の成長が期待できるかもしれません。 先日安倍首相が通信料金をひき下げるべきとコメントしたが、せっかく芽生えたMVNOをつぶしかねず、逆効果になるのではないかと心配しています。
Posted at 2015/09/28 12:07:03 | |
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