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2015年10月21日 イイね!

リーフが売れない要因は?

電気自動車が売れない理由に航続距離の短さを上げる方が多いですが、本当にそうなのか? あるいは今後もそれが原因で売れないのだろうか??

私が推測するリーフが売れない理由(優先順)

① リチウム電池の耐久性に対する不安と、いざ交換しなければならなくなったときのコストの高さ
② お世辞にも格好良いと言えない外装デザイン
③ 車両価格の高さ
④ 航続距離の短さ
⑤ 充電時間の長さ
⑥ 下取り価格の安さ


①リチウムイオン電池の信頼性
 製品を買う前に保証内容を詳しく確認する人はほとんどいないと思うが
 日産の容量保証がダメなことはすぐに理解できる。

 ・クルマを長く乗る人にとって5年目以降はどうなるの?
 ・毎日通勤に使い10万キロを軽くオーバーする人は?
 ・容量計の表示値が実際の容量を表しておらず、容量が半減しないかぎり保証が適用されない。
  結果として99%以上のリーフがこの保証を受けられない。

  ⇒ 日産のバッテリー容量保証は保証になっていない! 
     実際の容量よりも多めに表示している容量計の動作は詐欺的といっても良い。

  大きく性能劣化しているにも関わらずなんの救済も受けられず、長く乗り続けたいのであれば
  ユーザー負担でバッテリーを交換しろというのが実体。
  5年後に70万円出してバッテリー交換するくらいならそれを頭金にして新車を買いますよね!?
  保証適用条件をもっと広げるか、交換費用を安くするかしないと安心して買えない。

②デザイン
  理屈をこねくり回していたらこんなになってしまいました・・・
  役員の承認を受けることを第一義としたプレゼン主義の典型のような造形。
  一般消費者に素敵なデザインと感じてもらえるかという視点が完全に欠如している。
  乗り物のデザインとしては新幹線700系に並ぶできの悪さ。どんなに機能的にデザインされた
  ものであったとしても購入候補にあげられないのでは意味がない。

③コスト
 電池のコストの高さが主要因であるが、これは量産することで解決可能。
 ただし、リサイクルの検討は必須。

④航続距離
 10年以内に電池の技術革新によって航続距離問題は解決される。
 充電インフラの充実もあり現時点でも実利用にはあまり問題ない。

⑤充電時間
 買い物ついでに充電できるので、あまり問題ではない。ただし、
 普及率向上に伴い充電待ちにならないように急速充電器の複数台設置推進が必要。

⑥下取り価格
 下取り価格が低いのは①の電池の信頼性問題に帰着する。
 ここを解決しない限りEVがクルマの主流になることはない。



【結論】
・リチウムイオン電池に対する不安解消とデザインの刷新をおこなえば電気自動車が
 売れない理由はなくなる。他の問題は時間が解決してくれるはず。
Posted at 2015/10/21 14:34:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月20日 イイね!

やっかいな電気自動車の中古車事情

約7000千万台の国内自動車保有台数に比べればリーフの3万台は微々たる台数であるが、販売量が増えるに従い中古車もそれなりに存在します。 電気自動車がやっかいなのは電池の性能劣化をきちんと測定する手段がないこと。 店頭に複数の中古が並んでいたとき、どれを選ぶと航続距離が長いのかが誰にもわからないことになります。 これでは健全な中古車市場は形成できませんね。 リーフは容量計が残容量を表示しているはずなのだが、これが残念ながらあまりあてにならない。 おおざっぱに見積もると本来の容量減少の半分がメーターのセグメント表示に反映されているので、それを考慮すればある程度推測できるが、これは実際にそのクルマの所有者である私だからわかること。 他のリーフが同じなのかはわからないし、ましてやリーフを所有したことがない人には想像すらできないでしょう。

ガソリン車であればエンジンルーム内のオイル漏れがないかなどで大よその健全性が素人にも判断できたのに対し、電気自動車の性能劣化は目に見えないところで進んでいくので、劣化度合の判定は誰にもできない。 ちなみにリーフを点検に出すとバッテリー診断を無料でおこなってくれるが、充電回数や急加速の回数をもとに推定しているだけなので、リチウムイオンバッテリーの内部状態を直接表したものではありません。

このまま自然に形成される電気自動車の中古車市場を放置していたらいずれ社会問題となることは間違いない。 外見は新車同様のクルマで積算走行距離が短いのに買ってみたら期待以下のバッテリー性能であったという不満の声が爆発する予感がします。今のところそれを回避する方策は下記の3つくらいしか思い浮かばない。

①中古車の駆動用バッテリーはリース形式とし性能劣化していたら無料交換 

②駆動用バッテリーの容量を正確に計測できるツールを開発して
 検査結果の表示を義務付ける。

③駆動用バッテリーを新品に置き換えた認定中古車を設定する。


ガソリン車であれば程度の悪い中古を安く入手して、DIYでコツコツと仕上げていくという楽しみがありましたが、電気自動車の場合そういった趣味的リビルトが不可能なので、中古を買うリスクは相対的に高くなります。自動車というのは高額な商品であり中古車市場が健全に形成されない限り新車も売れないという特性があります。今まで中古車の流通対策は関連会社や外部の事業者にまかせていたが、これからは自動車メーカー本体も本腰をいれる必要があるのではないでしょうか?
Posted at 2015/10/20 12:58:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月15日 イイね!

トヨタ環境チャレンジ2050に書けなかったこと

世界一の販売台数を誇る自動車メーカーがCO2削減に積極的に取り組むのは当然のことであるが、そのトヨタが公表した「トヨタ環境チャレンジ2050」をみて画竜点睛を欠くといった感覚を覚えるのは私だけではないと思う。


<チャレンジ1> 新車CO2ゼロチャレンジ
▽2050年グローバル新車平均走行時CO2排出量を90%削減(2010年比)


この高い目標を実現するには内燃機関のクルマを電動駆動車(EV,FCV)に置き換える必要があるのだが、EVを大量に投入するとはどこにも書いてない。コストがべらぼうに高いFCVだけで勝負できないことは明らかなので、メインはEVへの置き換えにならざるを得ないはずだが、EVで先行する日産への対抗心から書きたくても書けなかったというのが本音であろう。

燃料の多様化、全固体電池の研究開発の推進までは書いてあるのにEVの市場投入に関して何も書いてないのがあまりにも不自然ですね。敵に塩を送りたくないという思いが裏にあるのであろうがトヨタにとって日産なんて敵ではないはず。 トヨタが全力で開発したEVなら購入するという潜在顧客は多いはずなので、その期待に応えてくれるような具体的方策が「トヨタ環境取組プラン」と「中期経営計画」に盛り込まれることを望みます。

地球温暖化防止はすてに待ったなしという状況なんだから、世界一の自動車メーカーとして堂々とクルマのEV化を推進していただきたいものです。
Posted at 2015/10/15 13:08:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月13日 イイね!

スーパーリーフ ~改造は気合だ

リーフは特殊なクルマなので改造車のベースにするには不向きだと思うのですが、やっちゃう人はいるんですね。今年1月 東京オートサロンに出品されたこのクルマ、改造には数百万円かかったと推測しますが企業広告と考えれば安い!?
関連情報URL : http://obayashi-f.jp/
Posted at 2015/10/13 14:47:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月11日 イイね!

N-LINKにおける電費グラフがおかしい

N-LINKにおける電費グラフがおかしい電費を気にすることはほとんどないけど、アップデートされたシステムがどんなものを確認すべくN-LINKをパソコンで開いてみた。いまどきPCでWEBを見る人は少ないかもしれませんね。 


よーく見ると電費のグラフがなんか変!! 


毎日の電費が4、5、6、7km/kwhのいずれかにしかプロットされていないのです。すなわちグラフ縦軸の表示分解能(1digit)が1km/kwhになっていて小数点以下が切り捨てられている。 左側に数字で表示されている月間平均値は小数点1位まで表示しているので、単純にグラフにするときの処理を間違えているのでしょう。 

サーバーでの計算負荷を下げるため数値計算は浮動小数点での計算は行わず有効桁数を考慮したうえ整数計算に置き換えて行うのが一般的ですが、新人にその処理を任せると有効桁数や四捨五入の処理を間違えることが多い。電費表示処理を任せられたのは入社1~2年の新人プログラマーだったのではないかな!?

ページが更新されて2週間以上立っているようですが、いつまでも間違ったグラフ表示を放置しているのは、大企業の公式HPとしてはみっともない。 上期の予算を使い切るために目をつぶったのか、確認する能力のない人が検収をあげてしまったのかは定かではないが、システムを設計、開発した会社とそれを検収した発注元、それぞれに問題がありそうです。これからクルマはIT化がどんどん進んでいきますが、こんな状況で大丈夫?

こんなヘボなプログラマーが大企業の下請けのソフトハウスにはゴロゴロしているのが実情なので、数十万行にも及ぶ自動運転のプログラム開発に致命的なバグが混じらないとは断言できない。それでも2020年に実用化できますか??
Posted at 2015/10/13 13:53:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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暑いのは大の苦手なので、夏は嫌いです。 大雑把な性格なので、クルマいじりは適当ですが、コツコツとお金をかけないカスタマイズを行っています。 53歳で早期...
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