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2015年10月05日 イイね!

宋襄の仁 と メルセデス

宋襄の仁 と メルセデスビジネスの世界では相手の弱点をついて自社の売り上げを伸ばすというのは鉄則。中国の故事に「宋襄の仁(そうじょうのじん)」という諺があるように不必要な情けや憐れみをかけ自分が窮地に陥るようなことはことは避けなければならない。 一方、日本では「相手の弱みにつけこむ」ことを良しとしない風潮がなきにしもあらず。 これは武士道精神に由来し 欧州でも”無抵抗の相手には攻撃しない”騎士道精神があります。 格闘技だと相手の弱点を突くのは当たり前なことである一方、ロードレースのようにトップを走行している選手が小用で停止している間にはアタックをかけないという暗黙のルールを持つスポーツも存在するなど様々です。 紳士のスポーツか闘争心を優先する格闘技かによって選択は異なるのかもしれません。

VWが排ガス不正で揺れているときに自社製品には一切関係ないことと誇示するようにガンガンと流れるメルセデスのクリーンディーゼル車のCMを見る度に奇妙な感覚に陥ります。 ビジネスとしてはまっとうではあるけれど、国内でそういった手法が受け入られるものなのかどうかと。

そう感じる要因の一つに排ガス規制に関する裏事情が透けてみえてしまうからかもしれません。確かにメルセデスのクリーンディーゼル車は各国の排ガス規制をクリアしているし、違法なプログラムを使っていないとは思います。 ただ、排ガスが綺麗なのはあくまでもモード試験の範囲内だけであって、急加速中や速度が80km./hを超えるような走行条件では浄化しきれない汚い排ガスを大気中に垂れ流している。 ガソリン車でも同じですが、内燃機関を有するクルマは実際の走行シーンで排ガスはクリーンではない場合が多く、メルセデスのクリーンディーゼルだって例外ではない。 あたかも排ガスがゼロであるがごとく宣伝し続けるCMは納得できない。 走行中排ガスを出さないクルマは電動車両だけでクリーンディーゼルは環境問題に対する決め手にはなりえません。 存在を全否定するわけではありませんが、”でかいつら”してCMをガンガン流す姿勢に違和感を感じます。

たまたまC220Dの日本市場投入タイミングとVWの排ガス不正問題のタイミングが重なっただけで、ビジネス的にはメルセデスに追い風(?)なのかもしれませんが、国内メーカーであれば武士道精神をもって大々的な宣伝は自粛していたかもしれません。 まもなくモーターショーが始まりますが、各自動車メーカーが地球環境保護に対しどれだけ本腰をいれているのかが問われる場となるでしょう。
Posted at 2015/10/06 16:23:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月04日 イイね!

排ガス問題が燃費表示に飛び火

排ガス問題が燃費表示に飛び火実際の燃費、試験と隔たり 性能4割低いと欧州NGO

カタログ燃費と実用燃費がかけ離れているのは誰もが気づいている問題ですが、最近のエコカーの乖離率の高さは異常ですね。 自動車メーカーが認証検査の走行パターンに合わせて可能な限りいい結果が得られるようにソフトウェアチューニングを施している成果とみることもできますが、消費者サイドに立つとまったく役に立たない性能表示をもとに商品を購入させられていることになるので、いいかげん自動車業界は自浄能力を発揮して欲しいものです。

電気自動車の場合も同じ構図。 カタログ値との乖離率が大きい航続可能距離を実利用に即した試験方法に変更すべきです。 たとえばEVが辛い走行環境である、外気温 零度、エアコンON、 道路勾配あり、時速100km/h で何キロ走行できるかを数値化して欲しい。 それから電池の劣化率に関するデータもほぼ収集できたでしょうから劣化率も数値化できると良いですね。

ちなみに私のリーフの場合、カタログスペックでは航続可能距離が228kmとなっていますが、上に書いた条件ではせいぜい100kmくらいしか走れません。 カタログ値を50%以上割り込むような状態は看過できない問題であると感じていたりします。 市場に出ている台数が極めて少ない上、ある程度EVに理解のあるユーザーが利用しているので問題は顕在化していませんが、今後ユーザー層が広がったときには大きな問題になることは間違いない。


EVの開発関係者はVWのように詐欺罪で訴訟を起こされる前に試験条件をぜひとも見直していただきたい。

(参考) エコカー代表のプリウスは乖離率40%
      トヨタ プリウスの10・15モードの燃費35-38km/L 、 e燃費による実燃費21km/L 
 
 トヨタのカタログスペックの良さには定評があるが、リーフはそれ以上に乖離している。
 バッテリーの劣化を勘案したとしても、あまりに現実とかけ離れた航続距離は
 EVの購入を検討している消費者をミスリードする可能性が高い。
 現行リーフユーザーのおとなしさに甘えていると、いつか必ずしっぺ返しにあうでしょう。
 せっかく立ち上がろうとしている市場が消えてなくならないよう慎重かつ正確な判断に期待します。
Posted at 2015/10/04 19:26:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月01日 イイね!

EV-IT 仕様変更に関する不安

EV-IT 仕様変更に関する不安スマホからリーフにアクセスするためのアプリは今まで”LEAF MANAGER”というフリーウェアを使っていたのですが、Carwingsセンターとの通信インタフェースに仕様変更があったようでアクセスできなくなりました (アプリ画面上ではUnknown Errorと表示されサーバーにログインできません)

一方標準アプリの方はというと、9月18日に”日産EVアプリ”のメジャーアップデートがあったがログインできなくなるという不具合が発見されすぐに元に戻したようです。 戻すときにログインプロセスを多少変更したようで、ログイン画面を出さずにアプリが起動するようになっています。 この方が便利ではあるけれど再アップデートでこれが継承されるかどうかは不明です。

”日産EVアプリ” の機能向上は期待していないが、Android Wearアプリも同時に配布して欲しいところ。 SmartWatchの操作でエアコンをONにできととっても便利になりますので。

心配なのは仕様変更がサードパーティーアプリの締め出しになるのではないかということ。日産EVアプリ以外からEV-ITへアクセスできないようなセキュリティ強化でないことを祈るばかりです。 多くのアプリ開発者に門戸を開放して、より便利になって欲しいから。 せめてAndroid Wearアプリが日産EVアプリと連携できるように外部コマンドを公開していただけませんでしょうか!?
Posted at 2015/10/05 17:14:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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暑いのは大の苦手なので、夏は嫌いです。 大雑把な性格なので、クルマいじりは適当ですが、コツコツとお金をかけないカスタマイズを行っています。 53歳で早期...
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