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湘Nyan!のブログ一覧

2016年06月29日 イイね!

不思議なテスラの販売価格決定方法

不思議なテスラの販売価格決定方法通常クルマの販売価格は部品原価と製造コストの積み上げによって決定される。ところがテスラ モデルSの廉価版S60は、この原則を覆した売り方をしているようだ。

モデルS60は、75kwhのバッテリーを搭載した基準車からバッテリー容量を削減して60kwhにして原価を抑えたようにみえるが、実は搭載しているバッテリーはまったく同じもの。ソフトウェアで充電量を制限しているだけだそうです。 面白いのは60kwh版を購入後、9000ドルを支払ってソフトウェアアップデートをすると75kwhバージョンになるという点。 

原価積み上げ方式であれば使っている部品が同じなら販売価格も同じになるはず。 モデルSを少しでも安く売って販売台数を稼ぎたい、だけどバッテリー搭載量を削減したバージョンを作り分けるのは、メーカーにとって余計な管理費がかさむので避けたい。こういった裏事情からウルトラC級のアイディアで生み出された廉価版であるが、もしバージョンアップしてくれるユーザーが少なかったら丸損になるので、60kwhの車両を買ったユーザーの半数以上はいずれバージョンアップしてくれるという前提を置かなければ、こんな価格設定はできない。

ユーザーとしては初期投資を抑えつつ、バッテリーが劣化してきたらバージョンアップして劣化した分を取り戻すことができるという使い方ができる。また、オートパイロット(自動運転)など省略された装備や機能もあとから簡単に追加できるなんて、まるでパソコンみたい。

既存のクルマメーカーでは厳格なルールがあるので、こんな売り方は絶対にできない。新興メーカーならではの販売手法といえよう。クルマという商品が革新的なら、販売方法も革新的。 マーケティンブ技術として最新のアイディア、そしてそのアイディアを実行してしまうところがすごい。

素敵すぎますテスラさん。
Posted at 2016/06/30 16:45:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月28日 イイね!

EVにとっての鬼門 ~苦難ロード

EVにとっての鬼門 ~苦難ロード急速充電設備が随分と増えたので充電に困ることは少ないですが、自宅近辺だと充電スポットが少ない圏央道は要注意の自動車専用道です。 その圏央道よりもさらに苦難の専用道が「舞鶴若狭自動車道」のようです。SAの間隔が160kmもある区間が存在するそうなので、バッテリーが劣化したリーフでは高速道路上での電欠が必至。 高速道路は50km間隔でSAが設置されるのが常識だと思っていましたが、民営化された後は採算性を重視するようになったので、そんなルールは存在しないようです。 今後もこういったEVに鬼門となる自動車専用道が増えるのかもしれませんね。 個人的見解ですが、満充電から半分消費した状態(SOC=50%)で、200km以上走行して欲しい。すなわち満充電で400km走行できるようにならなければ、次買い替えるクルマはEVにしません。高速電費が7km/kWhとすると、必要なバッテリー容量は57kwhと逆算できます。

現在それを満足する最も安いEVはテスラから新しく出た廉価版のモデルS60。廉価版といっても884万円もするので、レクサスのLS460あたりと同等の価格です。 そこまでEVに固執する必要はないので、モデル3とリーフの次期モデルが60kwhのバッテリーを安価に提供してくれることを期待するか、いっそのこと各社から今後登場するPHVに乗り舞えるかの選択となりそうです。
Posted at 2016/06/30 15:19:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月27日 イイね!

車の色で連想するもの

車の色で連想するもの横浜 中店で急速充電中に見慣れないクルマがさっそうと乗り入れてきた。妙なカラーリングをしていたので高いクルマには見えない、、、トヨタの顔をしているけど86にしてはでかい・・・リアを覗き込んでみたらRC Fでした。

約1000万円の高級車に乗っているドライバーには申し訳ないけど、そのボディーカラーから”フルーツ牛乳を連想してしまいました。 若い人は多分知らないでしょうけど、大昔に銭湯で売っていたオレンジ色の牛乳です。 映画「テルマエ・ロマエ」で現代にタイムスリップしたローマ帝国人のルシウス(阿部寛)が飲んでいましたから覚えている人がいるかもしれません。
久しぶりに飲みたくなってしまいましたが、どこで売っているんでしょう!?

それにしてもプリウスでエコを自慢している会社が5リットルのV8エンジンを搭載したクーペを売っていることに多少の違和感を感じます。 殺生はしないと宣言している坊主が、隠れて焼肉を食べているような。。。 様々な市場の要望に応えるためのラインナップの一つだとは思いますが、こういった化石のようなクルマはアストンマーチンやジャガーにまかせて、”トヨタ環境取り組みプラン”に則した自動車開発に力を注ぐべきとも思います。

トヨタには、エコで運転が楽しいリーズナブルな価格のクルマの登場に期待してます。
Posted at 2016/06/28 18:44:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月26日 イイね!

真正の爺のあかし

真正の爺のあかし齢が50を越えたので、とっくに ”じじい” になっているわけですが精神年齢は未だ26歳、言動は稚拙このうえなく、年齢相応の風格に乏しいと自覚しています。 それどころか、いまだ若いと勘違いしている自分が痛い(爆

今月は嫁にいった娘が出産し自宅に戻ってきています。 先日、育児用品の買い物につき合わされ、リーフの後席に問答無用で勝手に装着されたのがチャイルドシート。

へ!? つけるんだったら旦那のクルマでしょうが??

はじめてチャイルドシートのお世話になったときから約四半世紀たってから、再度搭載することになるとは想像していませんでしたので、自分にとってはプチ驚愕事件でした。 邪魔だし、恥ずかしいし、、、早くおろしたいと感じる今日この頃です。
Posted at 2016/06/30 14:25:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月24日 イイね!

世界がびっくり、自動車メーカーも大慌て

イギリスがEUを離脱することがほぼ確実になった。このニュースは世界を駆け巡り金融マーケットは大波乱。 日本にとってもリーマンショックを超えるダメージを与えることが予想され、対応にてんやわんやしている。 超円高時代の再来となったら輸出関連企業は打つ手がないので、各国の協調介入に期待するのみです。

自動車メーカーでは1984年にいち早く英国に進出した日産、その後ホンダ、トヨタも進出し、最近工場の拡張をしたばかり。 ソニー、NEC、松下など総合電器メーカーの全てと半導体のNEC、セイコーエプソン、キャノンなど、ほとんどのOA機器メーカーに加え、電気部品ではサンケン電気、アルプス電気、京セラ、村田製作所、自動車関連ではデンソー、カルソニック、オギハラなど、トータルで約1000社がなんらかの拠点をイギリス国内に設置し、大規模工場が数多く稼働しているのである。 EU域内での輸出入に関税がかかるようになったら逃げださざるをえないが、当然余計な投資が必要になり日本企業にとっては痛手以外のなにものではない。円高とのダブルショック!!

5億人の人口を擁する巨大な経済圏が音を立てて崩れていく。GDPで米国に対抗するという目標を立てた壮大な社会実験は失敗に終わるのだろうか?

イギリス国内の生産工場と年間生産台数
トヨタ(バーナストン)           : 190万台
ホンダ(ウィルシャー州スウィンドン) :  15万台
日産(サンダーランド)          :  50万台

3社ともイギリスに欧州域内での主要生産工場を設置しているが、その理由はイギリスが自国の自動車産業の衰退を補うため雇用対策として積極的な企業誘致をしたことと、英語圏を日本企業が好んだ結果であろう。 ちなみにリーフはサンダーランド工場で生産され欧州各国へ輸出されているので、EU脱退となると10%の関税がかかることになります。 利益率確保のための値上げが許容されない上、短期間での工場移転や他国にある欧州域内の工場での大幅な増産は困難なので、日産は生産台数が減って困っているルノーのフランス国内の工場を活用することになるかもしれません。

イギリスの完全な離脱にはEUの基本条約 50条で定められたルールに沿って手続きをしなければならないので約2年間の猶予期間があります。その間に関税に関するルール作りがおこなわれるが、再度国民投票をおこなってEU離脱を”やっぱりやーめた”なんてこともありうるので、日本企業は静観しているしかない。 もともとEUを脱退したがっていたドイツの今後のふるまいがEUの命運を握ることになりそうです。 EUの隠れた目的がドイツの暴走を抑え込むためだったのに、その国が欧州全体の行き先を決めることになるとはなんとも皮肉な話です。

EU崩壊のきっかけを作ったのがイラク戦争とその後のISの台頭であったことから、アメリカがフセイン政権を転覆させたのは結果として自国の優位を確固たるものにする手段であったと結論づけることができる。 日本は国際情勢の流動にただ押し流されるのみというのがなんとも歯がゆい。
Posted at 2016/06/24 14:13:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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暑いのは大の苦手なので、夏は嫌いです。 大雑把な性格なので、クルマいじりは適当ですが、コツコツとお金をかけないカスタマイズを行っています。 53歳で早期...
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