リーフはバッテリーにまつわる不満はたくさん書かれていますが、それ以外についてあまり追及されていませんね。
クルマとして評価せずに電池のことばかり書かれているリーフが可愛そうでもある。
初めてのEVとしては及第点レベルと思うが日頃感じているちょっとした不満を列挙します。
①小回りが効かない
17インチタイヤだと最小回転半径が5.4mもあり、幅の狭い道路でのUターンや駐車で切り返し回数が多くなります。
ロングホイールベースの前輪駆動車としては平均的な値ではあるが、もう少し蛇角を大きくするか、後輪ステアなどを採用して取り回しを良くして欲しい。
②強い日射しが辛い
フロントスクリーン、フロントサイドガラスの熱線カット率が低く、強い日射しだと肌が痛いほど。あまりにも暑いのでフロントスクリーンに飛び石傷がついたタイミングで、
中華製断熱ガラスに交換した。ZE1ではフロントスクリーンのみスーパーUVカットガラスに仕様向上したがサイドガラスの日射カット率は低いまま。最新の軽自動車の方が快適だったりします。
③前席の乗り降りがしにくい
ドアヒンジの位置、シートの低さ、サイドシルの高さ、ドアの厚みなどが相まって足の出し入れがしにくい。乗り降りのときシートを後ろにスライドさせると楽になるが、後席に人が乗っているときにはスライドできないので窮屈な姿勢で乗り降りすることになる。
④ダートが苦手
車両重量が重いためバネレートは高く、ショックアブソーバの減衰率も大きい。このため荒れた路面ではサスの動きが追従できずタイヤがバタつくと同時にスリップ検知によりモーター出力が絞られる為にダートを豪快に走ることはできない。Aピラーが太くカーブが多いルートでは視界が悪いのでターマックをガンガン走るクルマではないですね。
⑤洗車時にルーフの真ん中に手が届かない。
意外と車高が高くルーフ真ん中に吹き残しが残る。手洗い洗車時にはステップが必須。あと五センチ車高が低ければ良かった。
⑥静か過ぎて眠くなる
残業続きで寝不足のとき、深夜の高速道路走行は眠気を助長する静かさ。エンジン車であれば、わざと加速したりして眠気を飛ばすことができるが、何事もスムーズなEVはそれができない。ガソリン車以上に眠気を感じたら直ぐに運転をやめるべきだろう。
⑦トランクルームが狭い
深さがないので旅行するとき5人分の荷物を収めるのに苦労する。またハッチ下端が狭く横幅のある荷物の出し入れがしにくい。
⑧後席中央席は辛い
足元のセンタートンネルが太く邪魔。
⑨テレスコの設定がない
腕の長さにシートを合わせると足元が窮屈である。
400万円もするクルマに、テレスコの設定がないのは納得できません。
以上に書いたことはどれも致命的な欠点ではないが次のリーフ(ZE2)ではプラットホームが一新されるようなので、どこまで改善されるか楽しみです。
Posted at 2018/07/04 20:18:03 | |
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