テスラの製造工場はもともとはGMとトヨタが使っていたものだが、製造ラインはまったくの別物となっている。ほとんどの工程が徹底的に自動化されまるでロボットの住む星のような錯覚に陥る。
長期的にはEVに可能性があることを誰も否定しない。それでも各自動車メーカーがEVの投入に慎重なのは、利益のほとんどを稼ぎ出す自社のICE(内燃機関車)が売れなくなるのは困るから。たとえばトヨタがプリウスやクラウンと競合するようなEVを販売したら、日産のリーフやテスラのモデル3に流れる客をある程度抑制できるだろうが、それ以上に自社商品の共食い(カニバリ)が発生し収益率が悪化してしまう。エンジンやトランスミッションの製造工場の稼働率が落ちると関連部品を供給しているサプライヤーが経営危機に陥り、結果としてグループ企業全体のコスト競争力の低下を招いてしまう。テスラ以外のほとんどの自動車メーカーが同じジレンマを抱えているので本気でEVを開発する計画はなく掛け声ばかりだ。
買い替えのため手放したリーフは縛り期間の6年まであと半年あった為、規定により補助金の一部返納を要求された。
テスラは販売台数の割りにサービス拠点の数が極端に少ない。あのだだっ広い北米で僅か100拠点程度しかないのは驚きだ。顧客は試乗や販売員の説明を聞かずにネットでオーダーし、故障した時にはオンライン診断後、ムービングカーを使って現場に急行し、たいていの故障はその場で直すそうだ。もはや従来のクルマ業界の常識は通じない。さすがに板金が必要な修理のときにはサービス工場へ入庫することになるが、通常のメンテでは入庫の必要がない。EVの故障の少なさと法令点検がないも同然な甘さがあるから成り立つ仕組みで、国内だとそうはいかないだろう。
前回書いたようにテスラのITシステムはとても高度な技術が凝縮され、どこも追い付けない。なぜ新興のテスラがライバルを完全に置いてきぼりにするほどの高度なITシステムを構築できたのか?|
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