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トヨタが2020年に販売開始すると宣言した小型EVを見てガッカリした人は多いと思う。散々待たせておいてこれ？

シティコミューターと言えば聞こえは良いが、高齢者用シニアカーに毛の生えた様なクルマ。軽自動車よりも下の規格を新たに設定して、その一番乗りのクルマとなるようだが自動車税が原付並みとなったとしても売れる気がしない。

過去、トヨタは同じ様なコンセプトでIQやコムスを製造したが商業的には大失敗している。また同じ結果になるのは目に見えているが、テスラに対抗して失敗するよりは遥かに損害が少ないだろうからトヨタの道楽として見ることもできる。

バッテリー容量は公開されていないが航続距離100kmというから恐らく8kwh程度だろう。プリウスPHVのバッテリー容量が8.8kwhだから、それを流用するのかも！？

車両販売価格も公表されていないが1kwh 5万円とするとバッテリーのコストは約40万円。車両コストの40%がバッテリーのコストとすると車両全体のコストは100万円。原販率50%なら車両の販売価格は200万円となる。

200万円あれば軽自動車の新車が買えるし、程度の良いリーフの中古も買えちゃう。

誰が買うクルマなんだろう？

台風による停電に備えてDCACインバーターを買っては見たものの出番はなく倉庫の片隅にしまってしまいました。

ところでeNV200にはDCACインバーターが搭載されているので技術的にはリーフに搭載することは簡単だろう。メーカーとしてはリーフのコストをあげることはできないのでオプション設定すらしていないが、せめて販社オプションにしておいてくれれば、それなりの需要はあっただろうし、台風による停電時に電源車両としてもっと活躍できたはず。

購入した市販インバーターは12Vから変換するためサイズが大きくケーブルも太いが、駆動用バッテリーの高電圧からなら部品サイズは画像の様に小さくケーブルも細くて済む。当然コストも安いし信頼性も高い。


ニチコンのV2Hは高くて買えないけど、いざというときの備えは欲しい。1500Wしか電力がとれなくても冷蔵庫が動かせるだけでもありがたい。

インバーターをオプション設定しないのはメーカーにとっても、ユーザーにとっても機会損失なのでは！？

地元の中学校に寄付金を持って見学に行って驚いたのは学生数の激減です。かつて１学年5クラスあったはずが２クラス、しかも1クラス45人だったのがわずか30人しかいません。どこの離島の学校ですか！？と感じるほどの規模です。

日本の将来の危うさを感じずにはいられないショッキングな光景でした。

日産のグローバル販売台数と利益率低下は酷いものだが、それより心配なのがホンダのこと。

N-WGNが電動パーキングの不具合で１ヶ月近く販売停止状態。電動パーキングブレーキはN-BOXスラッシュで採用しているが、なんとサプライヤーを変更(アドヴィックス(日本)→Chassis Brakes International(オランダ))している。しかも中国蘇州での量産とは驚く。最先端の部品をいきなり中国で作らせたら品質が確保できないことは容易に想像ができる。起こるべくして発生した生産不具合だろう。社長の首が飛んでもおかしくない事件だ。

さらに来年投入するEVは作れば作るほど赤字だという。売る直前に販売価格を50万円以上下げたのはテスラ モデル3に対抗するためだろうが、ただでさえ4輪事業が赤字で苦しいのに、さらに苦しくなるようなEV投入は当然断念すべき、無理して販売したら株主は黙ってないだろう。

どーも最近のホンダはやることなすことハズレと感じる。

頑張れホンダ!!!

台風19号は雨による河川の反乱が大きな被害をもたらしましたが私の住む地域ではなぜか雨は少なく、瓦が風で飛ばされて隣の家にあたったような小さな災害が数件あっただけでした。停電もしなかったのでせっかく用意したDCACインバーターも出番のないままお蔵入り。

他の地域では家が流されたり床上浸水したりと大変な状況なので、DCACインバーターが無駄になった位で嘆いていたらバチが当たりますね。

TVをぼんやり眺めていたら黒いZE0リーフが水没し不動車となってローダーに積載されていく画像が流れました。 逃げる間もなくあっという間に増水したのでしょう。次に大きな台風が来たら高台へ避難しよう、、、他山の石とせずですね。