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香港における政府当局による強権的な動きをけん制するため、日本版『香港人権・民主主義法案』の議論を開始することを日本の国会議員に求めます！

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4月の新車販売台数は悲惨な結果でした。

中国 80%減

欧州 78%減

米国 53%減

日本 28.6%減

5月も同じような結果になるでしょうしコロナが終息しても元の販売台数に戻るには数年かかるでしょう。自動車メーカーには試練が続きます。

ちなみにメーカー別ではテスラが50%減と健闘しています。オンライン販売主体で販売店閉鎖の影響がなかったことと、自宅待機命令をを無視してフリーモント工場を再開させるなどした効果もあったでしょうが、一年以上前から予約してテスラを買うような富裕層は収入があまり減っていないのかもしれません。貧富の差が大きな資本主義経済の課題を写していると感じますね。

最近巷で良く使われているニューノーマル、日本語ではコロナ渦での新しい生活様式ということらしい。メインはフィジカルディスタンシングを保つことなんだろうが、大きな変化には感じない人も多いはず。しかし、これを厳密に経済界に置き換えるとかなりのインパクトがあり業種によっては破滅への一歩になるかもしれない。

下記は今後厳しいであろう業種です。
①旅行、観光業
特にバスを使った観光チャンスは壊滅的に失われるだろう。
海外旅行は2年間程度我慢せざるをえない。
⇒自動運転のシェアカーに勝機ありか?

②大規模なライブ活動、スポーツ観戦の自粛継続
スポーツ観戦は自宅のテレビ、ライブなどのエンターテインメント産業は絶滅。
⇒DAZN、NETFLIXなどのストリーミング放送へ

③外食産業
バー、クラブはクラスターの代名詞ではあるが、我慢できない人が続出して元の活況を取り戻すだろうと思う。小規模の居酒屋も同様だが、ホテルの大宴会場を使うことはほとんどなくなる。ファミレスなどは席を間引くことで利益率の低下は避けられない。

④不動産
顧客の収入減少によりタワーマンションなどは家賃を下げざるをえなくなる。ただし投資目的の区分所有は都心に限り需要は減らず価格も下がらない。
⇒価格が下がったら不動産投資のチャンス。

⑤リモートワーク
ようやく日本でもテレワークが根付きつつあるが、IT投資が企業の重荷になるだろう。
⇒IT関連株はさらに上昇

⑥アパレル産業
巣籠もりが洋服の需要を押し下げる。
⇒業界の淘汰が進むだろう。

⑦スポーツジム
自宅でのオンラインスポーツへ。

⑧海水浴、プール
諦めましょう。

⑨百貨店
ネット通販で代替ができるものは必要なし。

⑩クルマ業界
長距離、多人数の旅行は少なくなり県内での移動手段でしかなくなる。
ミニバン、大きなSUV、高級セダンはその価値が低下し、益々軽自動車有利。
⇒短距離チョイのりが得意なEVが見直されるかも!?

ニューノーマルというのは元に戻らないということと等価なんだと思う。
そこに従事する人達は覚悟をもって業種転換を考えた方が良い。

自前でEVを開発できないフォードとEVに社運をかけたが開発費の負担が重すぎるVWの組み合わせは絶妙かもしれない。フォードは開発資源をクルマの魅力創造に振り向けることができるし、VWは開発費を分担して貰えるのだから このアライアンスはそこそこ成功するだろう。

売り上げが下がり株価が低迷しているフォードは破綻寸前で日産と良く似た経営状態、魅力的なクルマを開発費を削減しながら作るには他に選択肢はなかったと思います。 フォードの社債はジャンク債となり銀行からの借入金の利率が高く設定されているので、コロナ渦では再度破綻する可能性が高い。現在はFRBの異次元の金融緩和に助けられているが、以前の輝きを取り戻すのは難しいだろう。

燃費が悪いばかでかいピックアップトラックで儲からなくなったらお仕舞い。テスラのサイバートラックが引導を渡すことになるかもしれません。

EVのドラッグレーサーを作っているようでは、、、

レナウン破綻というニュースを聞いて、ル・マンで優勝したマツダのレーシングカーを思い浮かべる人は4～50歳位でしょうか。もう少し年上ならダーバンのコート、更に上ならレナウン娘のCMでしょうw

一部上場で名前の通ったレナウンは以前から経営が悪化(13期連続赤字)していて最後のとどめをコロナにさされた様に見える。赤字経営の原因はアパレル不況やユニクロなどの安値攻勢、更にブランド戦略の失敗などいくつも上げられるが、社内のドタバタに尽きると思う。創業家の社長が出資した中国企業に追い出せれ、利益を中国に抜かれ資金繰りができなくなって仕入れ代金の支払いができなくなって万事休す。利益を親会社に抜かれた点、経営方針作成で内部対立がありまとまらないなどまるで日産を見ているようだ。

解せないのは簡単に破綻を選択したこと。仕入れ代金の繰延、銀行からの借り入れ、社債発行、資本提携、、、会社を潰さない選択肢はあったはずなのに、そのような努力をした形跡がない。敵兵に追い詰められた軍隊が指揮官の命令で全員自害したような会社破綻。子会社から破綻申請がされたことも腑に落ちない。

日産が突然破綻申請することはないだろうが、同じ轍を踏まないように頑張って欲しいものだ。