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金あまりを背景に株価は上がり続けバブル時の最高値が視野に入ってきた。バブル崩壊後３０年間低迷していた国内の株価がコロナのお陰で資金が市場に溢れ高騰しているのには複雑な思いで投資し続けています。

株式に投資できる金持ちだけが儲けて庶民は日々の生活が苦しいのだから有価証券の売買に対する税額を強化すべきという声は根強い(キャピタルゲイン課税の見直し)。

しかし、感情論はさておき冷静に考えるとそんなことしたら日本経済は奈落に落ちる。日本人は貯金が大好きで給料から生活費を除いた余裕資金をほとんど銀行に預けてしまう。世界一の貯金大国だが、預けた金は銀行に死に金となって数字として記録される。企業や個人に対する融資の原資となって金が回っているようにみえるのは単なる錯覚で実態はお寒い限り。日本の銀行は国外の債券購入などで利益を出す構造だから日本の経済は良くならない。

日本経済が回っていないのは、お金という血流が体内を回っていないから。そう、資本主義社会で貯金は好ましい金の使い方ではないのだ。

政府は株式の売買に対し低めの税額(約20%)で、なおかつ匿名処理をして所得の捕捉ができないようにするなど優遇している。さらにNISAという無税の特別枠まで用意したが、それでも個人投資は増えず余剰資金は銀行に停滞する。

何でこんなことになってしまったのか？

江戸時代は宵越しの金は持たないという江戸っ子の美徳で金をどんどん使って街は繁栄した。転機 は第二次世界大戦あたりだろう。欲しがりません勝つまではという節約精神と贅沢は悪という教育がなされ、金を使う、金を儲けるというのが悪いことの様に庶民の心に染み込んだ。金を嫌うような扱いですね。貯金通帳の数字を眺めて喜んでいる人が多いと経済は成長しない。

そんな状態でキャピタルゲイン課税を強化したら更に金が回らなくなり経済は死んでしまう。

聞こえてくる多くの声は金持ちから税金を取れというキャピタルゲイン課税強化だが、貯金に対して税金をかける資産課税の方が日本には必要だと思う。世界一の金持ちの日本人はもっと金を使うべきなのです。単に消費財を買うだけだと資産が目減りするだけだが、投資に金を回せば逆に増やせるのだから庶民にこそ株式投資をオススメします。

そうは行っても、株ってよく分からない、投資は怖い、、、という日本人がほとんどでしょう。金融リテラシーが低いのが日本の最大の欠点かもしれない。金融は生きるのに役立つのだから高校の必須科目にしたら良いと思う。

コロナ禍で働き方が大きく変わった人が多いと思う。会社に行かず嫌な上司の顔を見ることがなくなり、無駄な会議も無くなった、、、通勤時間が無くなった分、働く時間が増えたなどいいことばかりではないと思うが、少なくとも慣例でやってきた無駄な仕事は減ったはず。もし何も変わっていないなら、その会社はなくなる可能性が高い。

汗水垂らして働く人をディスるつもりは毛頭ないが、これから伸びる仕事、業種は国内にはほとんどない。これから就職して高い給料を望むなら米国にいくべきでしょう。安い給料で汗水流して働く社員を奴隷のように扱う日本の会社に未来を感じないのです。

私は早期退職して投資に専念しているので会社員ではなくなったけど投資先の会社の調査には余念がなく、会社員時代より経済に詳しくなりました。これから伸びる会社、衰退する会社がわからなければ投資はできませんからね。

国内と米国だけでも数えきれないほどの株式会社がありますが、投資先はほんの上澄みだけ。各業界を代表するような個別株を下がったら買い、上がったら売るを繰り返すスイングトレードが主体です。スイングといっても数ヶ月スパンの長い所有なので長期投資といっても良いかも！？

今の個別株売買はETF(上場投資信託)に比べてボラティリティ(変動率)が大きくリスクを伴うので、ETFのみに切り替えることを検討しています。

当面の課題はソニーとアップルの売り時。順調に伸びてきたがそろそろ頭打ちなので売ってもよいかな！？

ガソリン車の様に油脂類の交換が必要ないのでリーフのボンネットを開けるのはウォッシャー液を補充するときだけ。その時気になるのがモータールーム内にうっすらと積もった埃です。開けるのは約３ヶ月に一回くらいかな。

埃が積もっていても何の支障もありませんが、見て見ぬふりをすることができずに雑巾で埃を拭き取ってます。神経質すぎ？？ いやいや、綺麗好きと呼んで欲しいw

先日購入したワイヤレスイヤホン、購入前は単にケーブルが無くなっただけでしよ、、、と軽く考えていましたが使い勝手が相当工夫されています。

①電源ボタンがない
充電器を兼ねたケースから取り出すと電源オン、格納すると電源オフ

②再生開始と停止は自動
耳に装着すると再生開始し、外すと停止

③タッチセンサーで操作
イヤホン本体がタッチセンサーとなっていて、右側で再生や選曲のコントロール、左側は音声認識のコントロールとなっている。動作はカスタマイズ可能。

ノイズキャンセリング機能が売りのイヤホンですが、一度使うと普通のコード付きイヤホンには戻れません。もちろん音質には文句無し。

欠点は下記。
①走るなどすると耳から落ちる。歩いていても油断すると落ちる。
②厚みがあるので横向きに寝ながら使うとき邪魔。
③タッチセンサーの感度が高すぎ軽く触れるだけで反応。
装着位置を修正するときに反応してしまう。
④収納ケースが大きくポケットに入れておけない。
⑤外出中に耳から転がり落ちると探すのが大変。
雑踏で落としたら踏まれてアウトなので歩行中は使うのが怖い。
⑥カナル型の宿命だが耳の奥まで差し込まないと低音が弱くなる。


目から鱗が落ちるほど革新的な製品ですが、使ってみないとその利点が理解されない点はEVに似ている。

総じて満足度は高くさすがソニーと関心しています。

【オマケ】
音質重視の為、防水タイプではありません。
外で使うときには落とさないように首紐をつけたい、、、せっかくのワイヤレスだけど。

追加経済対策３０兆円、２０２０年の新規国債発行１００兆円、、、なんともすごい金額。一方税収は６０兆円以下に落ち込む予測だ。

ただでさえ財政がひどい状態なのに更に借金を抱える政府にもはや財政規律なんていう言葉は存在しない。まるでお豆腐を積み重ねるように一兆、二兆と債務が膨らんで行く。借金は後世へのつけ回しで解決の目処は全くない無責任さ。

しかしコロナ禍で世界中が金のばら蒔き競争をしているので日本の危機的な財政はあまりクローズアップされない。

今の政治・経済は

今だけ、金だけ、自分だけ

とデタラメな社会に感じる。

せめて自分は他人の役に立つ生き方を模索していきたい。

【おまけ】
実質的には日銀が国債を買い取る財政ファイナンス(←法律違反)が行われるので、行き場を失った金は土地と株価の上昇という結果を招く。バブルと言えばそれまでだが、やがて訪れるリセッションとインフレは避けられない。その時に慌てないよう経済動向にしっかりと注目しましょう。

その時にはリーマンショックの何倍もの衝撃となることは間違いありません。今現役世代の方は会社が突然消えても生きていけるスキルを身につけておきましょう。