富裕層になる方法をまとめていますが、別に金持ちになる必要なんてない、いまの生活レベルで十分だ、という方が多いかもしれません。なぜ富裕層になることが必要なのか、その理由を説明します。30年後の未来を想像しながら読んでください。
①移民問題
現在日本は移民をほとんど受け入れていない鎖国政策を取っていますが、急激に進む少子高齢化により働く人が圧倒的に足りなくなります。特に介護や農業分野では人手が全く足りません。それを補う為には移民を受け入れざるを得ないのです。しかし国外を見ればわかるように移民は様々な業種で働く様になり、日本人の働く場所を奪い、あるいは低賃金長時間労働が当たり前になります。低所得者ほど移民の悪影響を受けるのです。かといって治安が悪くなるから移民を受け入れないと日本は生産力を失い衰退しつつ満足な行政サービスも受けられない貧しい国へ転落してしまいます。まさに移民は必要悪、移民の影響を受けない為には高所得者になるしかありません。
② ロボット、AIの社会進出
今後30年での科学の進歩は凄まじく、単純労働のみならず、知的創作が必要な職業でも人間はロボットやAIに職を奪われる。一方金持ちはロボットを活用して金儲けをする時代となるだろう。高額なロボットを購入できる富裕層は楽に儲かり、ロボットを購入できない貧困層は職を失い更に貧しくなる、たとえば富裕層は自動運転のクルマを大量に購入してタクシー会社を設立することで儲け、貧困層はクルマを一台も買えない社会となる。
③監視カメラと人間のクラス分け
個人の社会的信用度がスコア化されて、高収入な人ほど良質なサービスが受けられる様になる。既に中国では実施されているが、いずれ日本でも導入されるだろう。個人情報を国家が収集することに反対する人は多いが、低所得者が圧倒的に増えたとき犯罪抑止という名目で人間のラベリングが開始されると推測します。犯罪を犯すと信用度が下がるという恐怖で犯罪抑止を行うのだ。街のいたる場所に監視カメラが設置され、顔認証によって行動が監視される。赤信号を無視するだけで信用度が落ちる仕組みだ。信用度が低いとデパートにも入れなくなり、信用度が高い人は最高のおもてなしを受ける差別社会だ。差別されない為には金持ちになるしかない。
明るい未来を謳歌するには上位20%の富裕層になるしかないのだ。貧困層でもがき苦しむのを潔しとするならそういう生き方もあるでしょうが、未来の奴隷にしか見えないのです。目指すべきは全ての人が等しく幸福な毎日を送れる平和な世界ですが、残念ながら格差社会はなくなりません。競争して勝った一握りの人間だけが楽して儲かる、これが資本主義の本質だからです。
④若返り技術の発達
今でも人工臓器は存在するが、医学の進歩により老化しない体を手に入れることが可能となる。脳ミソだってIPS細胞により作ることが可能となるので、不老不死が可能かも知れない。もちろん長生きするには 金が必要だ。そこまでして長生きしたくない、、、と虚勢を張るのは自由だが生への願望を否定したら人間として生き甲斐は何かという根源的な問題と向き合うことになるだろう。ワクチンに群がる高齢者を見ると長生きは人間の本能に近い欲求と思うのです。
他にも色々ありますが富裕層にならないと不幸しか見えないのです。それが正しいか正しくないかは別として人類の進化は益々格差を生む運命なのかもしれません。今40歳以下の皆さん、心の備えはできてますか?
Posted at 2021/08/20 13:45:56 | |
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