1962年に車庫証明制度、1991年に保管場所標章制度が導入され、2024年5月17日にステッカーを貼る必要がない法案が国会で可決され1年以内に正式に廃止されることが決まった。
もともと貼らなくても罰則規定はなかったが新車を購入すると勝手に貼られてしまうので意識する人はいないと思うが手数料が取られる忌々しいものでした。今後余計な出費が無くなる(ステッカー代500円)。
昨年9月に購入したアリアには貼られていなかったので販売現場では先回りして貼らなかったのだろう。ステッカー代は取られているはずだけど。
ステッカーを貼らなくて良くなった理由は車両ナンバーから端末で参照できる仕組みが警察に導入されたからというもの。そんなシステムもっと早く導入できただろうに。
ここまではあちこちに書かれているのでご存知の方も多いだろう。ここからは裏技的なEVの購入方法について(内緒!)。
EVの購入補助金は国と一部の地方自治体から貰える仕組み。現在国の補助金は最大85万円、これに加えて東京都では最大55万円、神奈川はゼロ。さらに中央区などからも補助金が貰えたりする。
EV買うなら東京都に住民票を移したいと思うのが人情だろう。このときネックとなるのが住居と車庫。やり方としては都内の賃貸アパートや親戚の家に住民票を異動し、そこから直線で2km以内の月極駐車場を借りて車庫証明を取得。ナンバー取得時にこの二つの書類を用意すればよい。これで要件を満たせるので購入補助金の申請を申請できることになる。
申請が終わったら移住したり車庫を変えてもチェックされることはないので移住は一ヶ月だけで済む。但し自動車税や重量税は変わってしまうので車両のナンバー変更は注意が必要(
東京都は自動車税 最大6年間無料!)。
補助金を受領してから他県に異動しても返還義務はありませんが、クルマの所有者変更を行うと月割で補助金を返還する必要があります。
(クルマの所有者は毎月1回チェックしているので誤魔化すことはできません)
まあ色々と手続きが面倒だし道義的にもどうかと思うので実際にやる人はほとんどいないだろうけど、車庫証明制度は抜け穴だらけの仕組みかと。
以前から品川ナンバーなどを取得するのに一ヶ月だけ月極駐車場を契約する人がいたが、それを取り締まるまともな法律がない。補助金制度にも同じように抜け穴があると言えるが、当分車庫証明システムの変更はないだろう。
なお毎年の住民税、自動車税などの書類は申請した住所に郵送されるので架空の住所は使えません。
悪用厳禁ですw
都内に別宅を所有している人なら問題ないかと。
(主たる使用場所の定義が不明ですけどね)
Posted at 2024/07/31 02:09:49 | |
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